アメリカのジョージア州アセンズ・クラーク郡警察は、刃物で警察官に襲い掛かってきた容疑者を射殺した際の警官のボディカメラの映像を公開した。ロイター通信によると公開した理由として警察署長は「警察官が日ごろから、いかに困難でいかに危険な状況に直面しているのかを、市民の皆さんに知ってもらいたい」と話している。
刃物を持った男が警察に襲い掛かる
事件が起きたのは7月1日。公開された映像では、黄色いTシャツの刃物物をもった男に警官2名が距離を保ちながら銃を構えて様子が見て取れる。周辺は閑静な住宅街のようだ。
「刃物を捨てろ」
「あなたを助けたい」
と警官が伝えるも男は刃物を捨てる気配はない。警官はその後も繰り返し伝えるが男は刃物を持ったまま警官に近づいてくる。それでも警官は発砲はせずに、後ろに下がり距離を保ちながら、何とか説得を試みようとする。しかし、その瞬間、男は刃物を振りかざし、警官に向かって突進。警官は「来るな!」と叫ぶも止まらぬ男にやむを得なく発砲。5,6発を発砲し、男は地面に倒れる。これで男を制圧できたと思ったが、男は立ち上がり近づいてきた警官に刃物を持ったまま飛び掛かり、羽交い絞めにするも別の警官が至近距離から発砲し、男を射殺する。
この一部始終が警官のボディカメラによって収められた。映像ではモザイクなどは掛けられてはいるが、ショッキング、暴力的な動画になっている。閲覧は予め了承した上で、注意してご覧ください。
アメリカの警官の昨年2018年の殉職者数は144人にものぼる。
埼玉県で刃物を持って暴れる男に対して警察官が発砲して、死亡してしまう事件があった。警察官は口頭による再三の警告、銃を向けての警告、上空への警告射撃を行うも、男は刃物を持って向かって来たため警察官2人はやむを得ず発砲。うち1発が腹部[…]
※出典
https://jp.reuters.com/video/2019/07/04/
https://www.usatoday.com/story/news/2018/12/27/police-deaths-144-killed-line-duty-2018/2423797002/