トップガン:マーヴェリック|戦闘機はF/A18スーパーホーネット

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トップガンの続編『トップガン:マーヴェリック』戦闘機はF/A18スーパーホーネット

トム・クルーズが1986年に主演し、トップスターに上り詰めるきっかけになった映画『トップガン』の正式な続編トップガン2となる、『トップガン:マーヴェリック(原題:Top Gun: Maverick)』の米国版予告編とポスタービジュアルが公開された。そこに映っていたのはF/A-18E/Fスーパーホーネットだった。

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F-14からF/A-18E/Fスーパーホーネットに

トップガン F-14 トムキャット
「トップガン」F-14
IMDb

34年前のトム・クルーズことマーヴェリック(コールサイン)が当時、搭乗していたのは F-14こと通称トムキャット(Tomcat)。グラマン(現ノースロップ・グラマン)社が開発、1973年からアメリカ海軍の空母艦載機として運用された機体になる。

トップガン:マーヴェリック F/A18スーパーホーネット

しかし、そのトムキャットも2006年9月には全て退役してしまっている。 トップガンの続編が発表されてから、トム・クルーズが搭乗する戦闘機は何になるか、アメリカ空軍とアメリカ海軍が舌戦を繰り広げていたが、予告編を見る限り、操縦している戦闘機はF/A-18E/Fスーパーホーネットになる。 F/A-18はF-14の後続機として マクドネル・ダグラス社開発したアメリカ海軍の艦載機になる。 F/A-18は日本にも配備されている。 空母ロナルド・レーガンは日本の横須賀米海軍基地を母港としており、所属する第5空母航空団は神奈川県にあるアメリカ海軍厚木基地と山口県の岩国航空基地をベースにしており、 F/A-18が駐機しているのだ。基地周辺から離発着するF/A-18を見ることができるし、基地の開放イベントに行けば、間近で見れて触ったり、パイロットと写真も撮ることができる。

戦闘機 F/A18スーパーホーネット
厚木基地のスーパーホーネット

ちなみに前作の公開時はソ連との冷戦期になり、マーヴェリックはソ連の戦闘機相手にドックファイトを展開していたのが、相手の戦闘機は「MiG-28」という実際には存在しない飛行機だった。当時のソ連の主力戦闘機であったMiG-21などソ連製の戦闘機の調達が難しく、CG技術もまだ無かった為、MiGに計上が似ていた国産のF-5をMiG-28として使用していた。 冷戦も終わり、戦闘機同士のドックファイトも起きない時代になっている。今回の相手はどうなるのであろう。

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階級は大尉から大佐に

トップガン:マーヴェリック エド・ハリス

前作のマーヴェリックの階級は大尉だった。それから30年を経て、今作では大佐になっている。しかし、本当はもっと昇進できたようだ。予告編で上官らしきエド・ハリスがこう述べている 。

30年以上働き、勲章を受け、表彰もされた。3機の敵機を落とした男は過去40年で君一人しかいない。それにも関わらず、昇進もできず、引退もしない、かといって殉職するわけでもない。少将になってもいいころだが、だが、君はまだ大佐だ。それはどうしてだ?

それに、マーヴェリックは「人生の謎です」と答えている。何かの理由で昇進しなかったようにみえる。空母の艦長になっていても良かったはずなのだが今回のトム・クルーズの役どころは戦闘機の教官になる。この辺の理由も映画の中では描かれているのだろうか。

監督は『トロン: レガシー』、『 オブリビオン』(2013)を手掛けたジョセフ・コシンスキーになり、トム・クルーズとはオブリビオン以来のコンビになる。公開は2020年12月25日を予定している。

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トップガンの続編『トップガン:マーヴェリック』戦闘機はF/A18スーパーホーネット
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