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腕に銃といえば腕に銃を取り付けたアニメ『COBRA』を思い出すが、今回紹介する『Guns Akimbo』(ガンズ アキンボ)は両手の骨に銃をくっつけられた男のお話。銃を手放したくても離すことができず戦いを強いられる。
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ダニエル・ラドクリフが演じる不幸な男
映画『ハリーポッター』で主役のハリー役を演じたダニエル・ラドクリフ。シリーズ終了以降はダークで変わった役柄が多い彼の最新作が9月9日のトロント映画祭で発表された 『Guns Akimbo』。ニュージーランドのジェイソン・レイ・ハウデンが監督・脚本を務めたSFスリラー映画になる。
ラドクリフが演じるのは、ゲームの開発者”マイルズ”。恋人と別れ、仕事でも行き詰まり、平凡な日々を送っていたマイルズは仕事からの帰宅後は毎日ゲームに明け暮れていた。そんなある日、彼は酔っぱらって違法のゲームライブ放送サイトの“スキズム”に煽るような辛辣な投稿をしてしまう。この投稿がサイトの首謀者”リクルート”の恨みを買い、マイルズの手を強制することを決定し、ゲームに参加させる。“スキズム”は、人々が殺し合うデスマッチゲームになり、その様子はネットストリーミングで配信され視聴者はライブで観戦できるというもの。マイルズが目を覚ますと両手には銃が、銃は骨に直接固定され、手放すことができないようなっている。そしてマイルズの対戦相手となるトリガーハッピー”ニックス”が玄関に現れる。
両手に手放せない銃をくっ付けられたマイルズはその手でトイレにいったり、喘息吸引機を吸ったりと苦労する。油断すれば引き金を引いてしまう。警察に銃を捨てろと言われても捨てられない。コミカルでダーク、アクションも詰め込まれた映画になっている。
日本公開2021年2月を予定しており、ポニーキャニオンが配給する。
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