あたなたが、もし強盗に襲われ、銃を付きつきられたらどうするだろうか? 両手を上げて、犯人のいう事を聞いて有り金を全部を渡すだろう。下手に抵抗すれば、撃たれて死ぬかもしれないので、大人しく抵抗しないのが決まりだ。しかし、防犯カメラに映った客は怯むどころか、銃を向けられた状態でなんとタバコを吸い始めた。
全く動じない男
8月28日にアメリカはミズーリ州セントルイスの地元のバーで起こった強盗事件。一部始終を収めた防犯カメラの映像に映った客の驚くべき行動が話題になった。
トニーは隣の友人と談笑しながら酒を飲んでいたところ、当然、バーテンや奥の客が身を屈め始めた。トニーの隣の友人も両手を上げる。現れたのはアサルトライフルを手に持った強盗犯の男。当然、トニーの視界にも入っている筈なのだが、トニーはお構いなし、酒を飲み続け、スマホをいじる。男は銃を突きつけ、スマホを取り上げようとするが、なんとトニーはスマホを離さず抵抗するのだ。ここだけで撃たれるんじゃないかと冷や冷やもののシーンだ。
その後、男はカウンターに移り、金を漁るのだが、カウンター越しからもトニーに銃を向ける。すると今度はトニーはタバコに火をつけ、吸い始めるのである。完全に舐めた態度で男がいつ逆上してもおかしくないシーンだ。男は今度は客の財布の金を集め始める。他の客が銃付けられ金を出す中、トニーは全く動じずない。むしろ、トニーは金を集める男に何か話けているように見える。男はトニーの態度に逆に怯んでいるのか、トニーからはお金を取っていないように見える。
映画などでは、元特殊部隊のヒーローが強盗に襲われても、全く怯まずに撃退するシーンはよく見る。しかし、トニーの体系はというとポッチャリしていて、お世辞にもあまり強そうには見えない。トニーはなぜ、こんな態度をとったのか?その後のメディアの取材でトニーはこう述べた「私はあまり心配していなかった。多分、彼は誰にも危害を加えるつもりはなく、ただ麻薬のお金が欲しかっただけだったから 」と、逆に麻薬ジャンキーの方が何するか分からなく怖い気がするが……。
皆さんはくれぐれも真似しないように。