世界の軍事費・防衛費ランキングTop15(2019)

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イギリス・ロンドンにある国際戦略研究所(IISS)は14日、国際軍事年鑑「ミリタリー・バランス」最新版を公表し、2019年の世界の軍事費Top15を発表した。

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軍事費の順位

上位15各国の顔ぶれは2018年と変化はなく、トップ5の順位も変動がない結果となっている。唯一、昨年と変動があったのはイタリアとオーストラリアの順位が入れ替わったぐらいになる。

1位 アメリカ 6846億ドル(71兆円)
2位 中国 1811億ドル(19.8兆円)
3位 サウジアラビア 784億ドル(8.6兆円)
4位 ロシア 616億ドル(6.7兆円)
5位 インド 605億ドル(6.6兆円)
6位 イギリス 548億ドル(6兆円)
7位 フランス 523億ドル(5.7兆円)
8位 日本 486億ドル(5.3兆円)
9位 ドイツ 485億ドル(5.3兆円)
10位 韓国 398億ドル(4.3兆円)
11位 ブラジル 275億ドル(3兆円)
12位 イタリア 271億ドル(2.9兆円) 
13位 オーストラリア 255億ドル(2.8兆円)
14位 イスラエル 226億ドル(2.5兆円)
15位 イラク 205億ドル(2.2兆円)

Top5のうちアメリカ、中国、ロシア、インドというのは軍事力と比例しており、納得なのだが、意外なのが3位のサウジアラビアになる。サウジアラビアの2019年の軍事力は25位(※1)になり、防衛費と比較すると軍事力はだいぶ低いように思える。

サウジアラビアの軍事費はなぜ高い

サウジアラビアはペルシャ湾を挟んで敵対するイランや隣国イエメンでイランに支援されたシーア派武装組織の脅威に対抗するために年々軍事費を増加させている。対抗するための武器に関してはほぼ輸入に頼っており、世界一の武器輸入国になる。防衛費の三分の一以上を米国と中国からの武器購入費に充てられている。これが軍事費を増加させる要因になる。オイルマネーで裕福な国にはなるがGDP(国内総生産)に占める軍事費の割合は8.8%になり、これは世界最高になる。9倍の規模を誇る米国でさえGDPに占める割合は3.2%になり、倍の中国で1.9%になる。ちなみに日本は0.9%になり、これは先進主要国とも比べて低く、NATO諸国の平均1.3%よりも低い割合になる。

米国の増加費は英国の軍事予算と同じ

世界の防衛費は2018年と比べて4%増加している。米国、中国の2大大国に限っては6.6%と平均以上の増加率を示している。米国はドナルド・トランプ大統領が就任以降、前年比で増加し続けており、6.6%の増加率は過去10年で最大になる。増額費は534億ドル(5.9兆円)になり、増額費だけでイギリスの軍事費に匹敵する。総額でみるとアメリカを除いたトップ11か国の総額でようやく米国の軍事費と同じ規模になる。

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※1 グローバル・ファイヤーパワー 2019年軍事力ランキング
https://www.globalfirepower.com/countries-listing.asp

国際戦略研究所(IISS)ミリタリー・バランス
https://www.iiss.org/blogs/military-balance/2020/02/global-defence-spending

https://thearabweekly.com/saudi-arabia-ups-defence-spending-face-iranian-threats

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