特徴的なフォルムの対ドローン兵器「Pishchal-PRO」

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特徴的なフォルムの対ドローン兵器「Pishchal-PRO」
Photo by tass.ru

「Pishchal(ピシュチャル)-PRO」はロシアの国営兵器メーカーRostec社のグループであるAvtomatika Groupが無人航空機(UAV)に対抗するために開発したアンチドローンシステムです。

特徴的なフォルムの対ドローン兵器「Pishchal-PRO」
Photo by Rostec

ピシュチャルは全長は70 cm、重量4kgのライフルタイプの対ドローン兵器です。引き金を引くと前方から電磁波が発射され、電磁波を照射されたドローンは通信、制御、ナビゲーションのシステムが遮断され、操作不能となり、墜落します。ターゲットへの最大射程は2kmにも上り、同時に5つのドローンを撃墜できます。最大照射時間は1時間、バッテリータイプで充電されます。また、ロシアの兵器らしく、耐久性に優れ-20℃~40℃までの温度範囲で使用可能です。

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既に実際の戦闘でテストされ、優れた戦果を示したとされています。操作は簡単で特別なオペレーションは必要ありません。

Avtomatika GroupのCEOはハンドヘルのアンチドローンシステムとしては最も軽量で最強と述べています。使用するオペレーターには健康上の脅威をもたらすことはなく、健康安全証明書を持っていることも強調しています。

Pishchal-PROはドバイエアショー2019でお披露目され、2020年8月より発売されます。

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https://tass.com/defense/1193971

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