フランス国防省のフランス陸軍調達機関(DGA)は12,000挺の5.56mm HK416Fアサルトライフルを追加注文する意向を発表しました。
2016年10月、フランス陸軍は50年近く使用され、2002年に生産、供給がストップした古いFA-MASに代わる次期主力小銃としてドイツのヘッケラー&コッホの5.56mm口径のHK416をベースにしたHK416Fアサルトライフルを選択しました。フランス軍はこれまでに45,340挺のHK416Fを受け取っており、2028年までに117,000挺が供給される予定でしたが、今回の注文により、来年12,000挺のHK416Fを追加で受け取ることになります。
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HK416FはHK416A5の設計に基づいており、耐久性の高いショートストロークピストン式を備え、左利きと右利きの射手が使用できるアンビシステムを採用。標準モデルのHK416FS(14.5インチバレル/ 368mm)とコンパクトモデルのHK416FC(11インチバレル/ 279mm)の2つのバリエーションでフランス陸軍に供給されます。
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