イランが水上を離発着できるドローンを開発したと発表

イランが水上を離発着できるドローンを開発したと発表
Mohajer 10(Wikipedia)

イラン革命防衛隊 (IRGC)は水上を離発着可能な無人機・ドローンを開発したと発表した。このドローンはミサイルや爆弾も搭載できると主張している。

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イランメディアのFarsnewsによれば24日日曜、イスラム革命防衛隊(IRGC)海軍のアリレザ・タンシリ司令官は水上離着陸やミサイルや爆弾の搭載が可能な無人航空機を開発したと述べた。また、これとは別に発射と飛行用に2つの別々のエンジンを備えたハイブリッド無人機も製造している付け加えた。これらのドローンの詳細は明かされていないが、これらは15時間の偵察監視任務を遂行することができ、間もなく革命防衛隊海軍の艦隊に加わると同司令官は述べている。水上離着陸可能なドローンはアメリカと対峙するペルシャ湾の配備を睨んだものと思われる。

ドローンの画像も無く、情報も少ないため、信ぴょう性については把握しかねるが、イランの軍事面における無人機・ドローン技術は世界でもトップクラスに入る。といってもアメリカや中国のように高機能な性能があるわけではなく、シンプルで安価、実戦ベースで使用できることが実証されているのが特徴だ。実際、海外からの引き合いは多いようで9月中旬、イラン軍参謀長のモハマド・バケリ少将は、イラン製ドローンの需要が同国の生産能力をはるかに上回っていると述べ、「ドローン大国」になったと強調した。

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現在の最大の顧客はロシアであろう。ロシアはイランからShahed-136といった自爆ドローンを多数購入して、ウクライナへの空爆に使用している。イランは今月8月に最新ドローン「Mohajer-10」発表している。アメリカのMQ-9リーパーに似た機体は最長24時間連続飛行ができ、航続距離は2000kmに及ぶ。ペイロード容量は300kgもあり、これはロシアに供給されてているMohajer-6の2倍になり、より多くの爆弾を搭載できる。2000kmという航続距離は片道切符にはなるが仇敵であるイスラエルのほとんどを射程に捉えることができる。

また、注視すべきはこれらドローンのほとんどを国内で開発、部品の多くを自給自足している点だ。ここ、数年、イランの無人機・ドローン戦力は33%増加している。アメリカからの制裁で新たな軍用機の購入がむずかしいイランは無人機・ドローンでそれを補っている。

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Source

https://www.farsnews.ir/en/news/14020703000494/Iran-Manfacres-Waer-Landing-Drne-Eipped-wih-Missile-Bmb#

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