ロシアの銃器メーカー”カラシニコフ”社は同国の代表的な拳銃であるマカロフ・ピストル(PM)の新モデル「PM PRO」を発表しました。同銃はロシアの祝日「祖国防衛の日(2月23日)」に発売が開始されます。
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民間市場向けのマカロフ
PM PROは1951年に登場したマカロフピストル(PM)に基づいていますが、弾薬は9x18mmマカロフ弾ではなく、現在の拳銃標準弾である9x19mmパラベラム弾仕様になります。マガジンは旧PMの9x19mm仕様でも使用されていた8発装填のIZH-79-9Tマガジンを使用します。スライド後部にはグロック基準のサイトの搭載が可能になっています。
同銃は軍や法執行機関向けではなく、護身、スポーツ射撃といった民間向けで価格は32,900ルーブル(日本円で5万円弱)、ロシアでは基本、拳銃の所持は禁止ですが「21歳以上のロシア連邦の市民は、法律で定められた方法で購入できる」とカラシニコフは発表の中で付け加えています。
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スペック
口径:9×19 mm
重量:750g
バレル長:93.5mm
全長:166mm
マガジン容量:8
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