ウクライナ側の報道によると南部軍管区第49諸兵科連合軍の司令官ヤコフ・レザンツェフ(Yakov Rezantsev)中将が戦死しました。ヤコフ・レザンツェフ中将は開戦4日目に「直ぐに戦争は終わるだろう」と部下に告げていました。
[2] UPDATE – As a result of Ukrainian strike on the command post of 49th Russian Army on the south of #Ukraine, at least one Rus. General was killed – presidential aide A. Arestovych. This is most likely the notorious murderer of civilians in #Mariupol Lt. Gen. Yakov Rezantsev. pic.twitter.com/l8veCnV3FI
— Victor Kovalenko (@MrKovalenko) March 25, 2022
ウクライナのジャーナリストVictor Kovalenko氏によればウクライナ大統領府の情報として3月24日、ウクライナ南部にある第49諸兵科連合軍の前方指揮所がウクライナ軍によって攻撃され、司令官であるヤコフ・レザンツェフ中将が戦死しました。場所はウクライナ南部の要衝へルソンにあるChornobayivka(チェルノバエフカ)飛行場とされ、ここは3月18日に南部軍管区の第8諸兵科連合軍の司令官であるアンドレイ・モルドヴィチェフ中将がウクライナ軍の攻撃によって殺害された場所で、同じ場所で2人の中将が戦死したことになります。
ウクライナ大統領府の発表によると、3月18日ウクライナに侵攻するロシア軍南部軍管区の第8諸兵科連合軍の司令官であるアンドレイ・モルドヴィチェフ(Andrei Mordvichev)中将が戦死した。”中将”となると、ロシア軍のこれま[…]
レザンツェフ中将は2020年8月から第49諸兵科連合軍の司令官に就き、シリアでも戦いました。
2月28日に第41諸兵科連合軍の副司令官アンドレイ・スホベツキー少将から亡くなってから、僅か1か月の間で計6人の将官が戦死。内訳は少将が4人、中将が2人になり、中将は派遣軍の中で最高位になります。