中東から戻った米空軍のF-15E戦闘機に多数の撃墜マーク

中東から戻った米空軍のF-15E戦闘機に多数の撃墜マーク
USAF

今年4月にイスラエルに向けて放たれたイランの無人機の群れを撃墜したアメリカ空軍第48戦闘航空団第494戦闘飛行隊が拠点を置いているイギリスのレイケンヒース空軍基地に帰還した。その機体には彼らの中東での戦果を表す新しいペイント・マークが記されていた。

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米空軍は5月8日、レイケンヒース空軍基地に帰還した494戦闘飛行隊の様子を写真で公開した。同飛行隊のF-15Eストライクイーグル戦闘機は、2023年10月に始まったイスラエルとハマス間の戦闘及び、周辺の中東の不安定化に対応する目的で、中東全域での航空作戦を強化するために中東を担当するアメリカ中央軍に配備されていた。久しぶりの帰還に家族や恋人との再会を喜ぶ様子が公開されたが、それ以上に興味深かったのが、F-15Eストライクイーグルの機首に施されていた新しいペイント・マークだ。公開されたF-15Eの機首の左側には、爆弾やAIM-9Xサイドワインダー空対空ミサイルのシルエットと思しき、いくつものマーキングが施されていた。特に注目すべきは空対空ミサイルのシルエットで、このマーキングは空対空戦での撃墜数を示唆しており、写真からは最大10個のマークがある機体が確認できた。

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半世紀ぶり!米空軍にエースパイロットが誕生か

494戦闘飛行隊のF-15Eは第335戦闘飛行隊の戦闘機と共に、イランやイエメンのフーシ派が発射した無人機を撃墜するため、4月13日と14日に出撃し、計80機以上を撃墜した。米空軍では敵機を5機以上を撃墜したものに「エース」の称号を与えており、少なくとも一人のエースが半世紀ぶりに登場したと、先日、こちらでも述べたが、その時はまだ、情報は不正確で、実際、兵器は何を使用して、1機あたり何機の無人機を撃墜したのかは明らかではなかった。しかし、今回、公開された写真で、その一部が明らかになった形だ。撃墜方法は機体に記されたマークのシルエットから短距離空対空ミサイルのAIM-9サイドワインダーが使用された事が分かる。また、確認できる限り、1機に10個、2機に9つの撃墜マークが確認でき、少なくとも3人の「エース・パイロット」が誕生したことが分かり、10個のマークを持つ機体のパイロットは「ダブル・エース」ということになる。F-15Eには最大8発までしか空対空ミサイルは搭載できないので、2日に渡る戦果か、若しくはそれ以前の戦果も含まれていると推測される。爆弾のマークが爆撃、地上攻撃の戦果を示すが、これがいつの物なのかは分からない。ただ、米空軍は公式に「エース・パイロット」が登場した事を発表していない。米空軍は無人機の撃墜も撃墜数にカウントするよう2017年に基準を改定している。

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