ロシアに派兵された北朝鮮兵士、ネットでエロを貪るように視聴

ロシアに派兵された北朝鮮の兵士がネットの”エロ”コンテンツにハマり、貪るように視聴しているとフィナンシャル・タイムズ紙の主任外交評論家が自身のSNSで発信した。

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フィナンシャル・タイムズ紙の主任外交評論家であるGideon Rachman(ギデオン・ラックマン)氏は自身のXアカウントで「信頼できる情報源によると、ロシアに派遣された北朝鮮の兵士たちはこれまでインターネットに自由にアクセスできる機会がなかったという。その結果、彼らはポルノを貪るように見ている。」と投稿した。ラックマン氏の情報源が誰なのかは不明だが、ウクライナの戦況を発信する複数のアカウントも同様の事を発信している。

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ネットが使えない北朝鮮

ご存知のように北朝鮮は世界で最も厳しい情報統制が布かれており、外国と繋がることができるインターネットは基本、北朝鮮国内ではほとんど使用できない。ただ、完全にネットが無いというわけではなく、光ファイバーといった環境は都市部では整っており、政府機関や軍、一部企業では使用可能だが、海外と接続する際は厳しい監視下のもと行われる。個人となると使用には当局の承認が必要で、使用できるのは政府高官や外交官など職務上必要な者に限られる。では、北朝鮮市民がスマホを持っていないのかというとそういうわけでない。北朝鮮の都市部で携帯電話の普及率は70~90%に達するとされており、多くの人がスマホを持っている。ただ、一般市民が使用できるのは国内限定のイントラネット「光明ネットワーク」に限られる。これを使用するには専用のソフトウェアを販売店でダウンロードする必要がある。ただ、ネットに繋がったとしても見られるのは北朝鮮内のサイトに限らており、ほぼ、全てのサイトは北朝鮮労働党に関連する物で、個人が独自にサイトを立ち上げる事はできない。それもあって、スマホを持っていてもほとんどの北朝鮮国民はネットに接続したことはないとされる。

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兵士たちはスマホを持っていないはず

そんな北朝鮮からネットが解放されているロシアに解き放たれた兵士たち。そこでネットに初めて触れ、国内では禁止されている無制限のエロコンテンツを見れば、貪るように見るだろう。ロシアに派兵された北朝鮮兵の大半は盛んな20代前半の独身男性だ。ただ、どうやって北朝鮮兵がエロコンテンツを見ているのか。国民に対し、厳しい情報統制を行う北朝鮮は海外派遣労働者の現地でのインターネット接続を禁止している。もし、発覚すれば、政治犯収容所に収監される。今年行われたパリオリンピック。メインスポンサーの韓国のサムスン社は各国の選手全員に無料で最新のスマートフォンを配布したが、北朝鮮は受け取りを拒否した。韓国メーカーということもあるだろうが、選手がネットに接続するのを防ぐためだ。海外でも情報統制に厳しい北朝鮮、ロシアに派兵された兵士たちもネット接続できるようなスマホは持てないはずだ。ただ、現代において、スマホやタブレット、PCなしで連絡、情報をやり取りするのは不可能だ。北朝鮮軍内だけなら可能かもしれないが、ロシア軍と連携するにはオンライン端末は必須だろう。部隊を統制する指揮官クラスには配布されている可能性はある。また、既に北朝鮮兵が戦地に投入され、戦闘を行ったという情報もある。戦場で亡くなったロシア兵やウクライナ兵が持っていたもの、避難して誰もいない家にあった端末を盗んだ可能性もある。同行するロシア兵が面白がって見せる事も考えられる。

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男性なら分かると思うが、エロは制御しようと思っても中々難しい。しかも、北朝鮮兵はロシアで初めてそれに触れた。これはロシアにいる北朝鮮軍及び、ロシア軍に危険を及ぼす可能性がある。例えば、ウクライナがネット接続可能なスマホを戦場にばら撒き、北朝鮮兵に拾わせる。スマホに関するリテラシーがほぼない彼らは陣地や基地でスマホを隠れて使用するだろう。彼らはGPS機能も知らない可能性がある。ウクライナはスマホの位置を追跡。部隊の配置や移動ルートを知る事ができる。北朝鮮兵の性欲が部隊を滅ぼすことになるかもしれない。

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ロシアに派兵された北朝鮮兵士、ネットでエロを貪るように視聴
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