第二次世界大戦で米軍兵士がヘルメットのあご紐をしなかった理由

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第二次世界大戦で米軍兵士がヘルメットのあご紐をしなかった理由
バンド・オブ・ブラザース

ヘルメットをかぶる時、あなたはあご紐・ストラップをきちんと留めていますか?筆者はバイクに乗る時はもちろんしっかりしているし、サバゲーでもヘルメットをかぶることはあるが、顎のストラップはきちんと留めている。留めないと走った時にヘルメットが外れたりして、不安定だからだ。米軍や自衛隊を見ていても任務中にヘルメットのあご紐を外しているところは見かけない。しかし、第二次世界大戦の映画を見ているとある事に気づくことがある。 米軍の多くの兵士があご紐をしていないのだ。あご紐が外にぶらんぶらんの時もあれば、ヘルメット内に収納するなどして全くと言っていいほどあご紐をしていない。唯一しているのは空挺部隊が飛行機から降下する時ぐらいだ。

なぜ?米軍兵士はヘルメットをしなかったのか?
「あご紐するのがカッコ悪いから?」
「面倒だから?」

いや、違う。これはには、きちんとした理由があった。

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銃弾の衝撃を逃がす

第二次世界大戦中、アメリカ軍のM1ヘルメットの素材は鋼鉄製で頑丈だったが、構造は単純で鋼鉄の層しかなく、内部、裏地には緩衝材といったものは無かった。銃弾や砲弾の破片がヘルメットに衝突すると、すべての衝撃力がヘルメット内部の頭に伝わってきた。銃弾の直撃を防げても衝撃によって頭や首に重傷を負わせることになる。あご紐で固定しないことでヘルメットが飛ばされて衝撃が外に逃げて、頭部や首への衝撃を和らげることできた。

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爆風の衝撃を逃がす

近くで爆発が起きた時、爆風がヘルメット内部にまで入ってくることがある。ヘルメットはその円形の形状からパラシュートのように風の力を取り込みやすい。あご紐でしっかりヘルメットと頭を固定していると、頭ごと爆風の衝撃で持っていかれて首の骨を折る危険性があった。

白兵戦の時に邪魔

第二次世界大戦で米軍兵士がヘルメットのあご紐をしなかった理由
プライベート・ライアン

第二次世界隊でもしばしば白兵戦は起きていた。この時あご紐をしていると背後から、それで首を絞められることがあった。また、ヘルメットも投げつけたり、殴る武器として使えたのであご紐をしていると外す暇が無かった。

あご紐をしなかった事で、20~30万人の兵士の命が救われたといわれている。しかし、上記の説に当時、科学的根拠はなく、単なる噂であったいう説もあるが、多くの兵士が信じてあご紐をしなかった。しかし、あご紐をしなかったせいでヘルメットが外れやすくなり亡くなった者も多くいた。結局、どちらがよかったのかは不明だ。

現代のヘルメットにおいては上記のような心配は無いと思うので、安全のためにしっかり、ヘルメットのあご紐・ストラップは留めましょう!

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