Rostecはロシア軍特殊部隊用のSych-PR偵察装置を発表しました

Rostecはロシア軍特殊部隊用のSych-PR偵察装置を発表しました
Photo Rostec

ロシアの軍需国営企業Rostec(Rostec) グループのRuselectronicsは、ロシア特殊部隊のための新しい光電子監視・偵察装置を開発した。この装置はロシア国内では類を見ない監視・偵察装置して設計され、時刻や気象条件に関係なく、数キロ離れた場所にいる人や車などを歩兵レベルで検出、認識することができる。 

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この装置には中距離用の「Sych-PR-S」と長距離用の「Sych-PR-D」の2つのモデルがあり、どちらにも望遠カメラ、赤外線カメラ、サーマルカメラ、レーザー距離計の機能を備え、デジタル磁気コンパスと衛星ナビゲーションを搭載している。それぞれ最大3km~4kmの距離にいる人や車などを検出できる。内蔵のレーザー距離計は、100mから5kmまでの距離を計測する。”Sych(露:Сыч)”はフクロウを意味し、優れた暗視機能を備えている。

Rostecはロシア軍特殊部隊用のSych-PR偵察装置を発表しました

2つのデバイスの違いは、サーマルカメラの機能になり、Sych-PR-Dは動作スペクトル範囲が3nm~5nmの「冷却熱画像装置」 を特徴とし、3kmの距離にいる人間と、4kmの距離にある車を検出する。Sych-PR-Sは8nm~12nmの「非冷却熱画像」 を使用しており、検出範囲は短かくなり、人と車の検出範囲はそれぞれ1.5kmと2.5kmになる。

装置は工場試験に合格しており、現在、検収試験の準備が進んでいる。プロジェクト実行する中央研究開発研究所Tsiklonは製品の連続生産は年末までに開始される予定だと述べている。

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Source
https://rostec.ru/news/rostekh-sozdal-vsevidyashchie-pribory-nablyudeniya-i-razvedki-dlya-spetspodrazdeleniy/

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