ロシアが赤外線カメラからカモフラージュする発煙弾を開発

ロシアが赤外線カメラからカモフラージュする発煙弾を開発

ロシアの国営防衛コングロマリットのRostec社は12月5日、子会社のTsNIItochmashが赤外線/サーモカメラからカモフラージュする発煙弾「RDG-U」を開発し、ロシア連邦知的財産庁から特許を取得したことを発表しました。

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RDG-U手榴弾は赤外線カメラやサーモカメラと赤外線視界下でカモフラージュを提供する手榴弾です。直径54mm、重量700gの手榴弾内部は2つの穴が開いたパーテーションによって瞬間的作用と喫煙作用の両方の発煙組成物資によって構成されています。

起爆させると従来のスモークグレネードのような煙幕と、一帯に高温の熱帯空間を作成します、これは空気中にある高温要素を燃焼させることによって実現。人や車両が発する熱や赤外線を覆い隠す、赤外線領域下のマスキング、カーテンを作成します。これにより赤外線やサーモグラフィの照準器・誘導装置からカモフラージュすることが可能になります。また、同時にスモークも焚かれるのでレーザー、有視界からもカモフラージュすることが可能です。RDG-Uは、個々の兵士や小規模な部隊、軍事装備をカモフラージュするように設計されており、-50°Cから+55°Cまでの温度範囲で作動可能。耐久性があり、同時に軽量です。

「高精度の電子光学機器、熱画像誘導・照準装置が積極的に使用される現代の武力紛争では、人員や軍事装備を保護するための新たな解決策が必要です。RDG-Uは、ロシア製および外国製の類似品と比較してその特性が著しく優れており、防衛省の専門家から高い評価を得て、この製品はすでに予備試験に合格しており、その結果、宣言された特性が確認され、近い将来には生産が開始される予定です。その後、部隊内での実験的な運用と手榴弾の量産を開始することができます。」 と、RostecのディレクターであるBekhan Ozdoevは述べています。

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Source

https://rostec.ru/news/rostekh-zapatentoval-boepripas-dlya-zashchity-ot-vysokotochnogo-oruzhiya/

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