ロシアのパイロットにPPK-20サブマシンガンとLebedevピストルが配備される予定です

ロシアのパイロットにPPK-20サブマシンガンとLebedevピストルが配備される予定です
Photo russian Air force

ロシア航空宇宙軍はパイロットのサバイバルキットに初のサブマシンガンとなるPPK-20、そしてLebedevコンパクトピストル(PLC)の2つの新しい銃の配備を計画している。

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PPK-20サブマシンガン
PPK-20

ロシアメディアのRIANovostiはロシア航空機業界の2つの情報筋から入手した情報としてロシア空軍パイロットのサバイバルキットの小型武器にPPK-20サブマシンガンとPLCピストルを含めることを計画していると報じた。

軍用航空機パイロットの射出座席ハーネスに搭載されたサバイバルキットには救急キット、食料、水、ナイフ、携帯無線通信など脱出から救出されるまでの数日間、生き延びるための必需品が含まれている。これとは別に小型銃器もキットに含まれている。これは軍用機が撃墜される場合は敵領内に潜入している場合がほとんどであり、脱出した際は敵領内に降り立つことなり、自衛用として搭載されている。

ロシア空軍のサバイバルキットにはAK-74のショートカービンモデルの「AKS-74U」やサブマシンガンの「PP-2000」が含まれているという情報もあったが、報道によると、どうやらこの手の銃器はサバイバルキットに採用されたことは無いらしくどうやら誤りとのこと。マカロフやスチェッキン・マシンピストルといった拳銃と手榴弾が配備されているらしい。米空軍がM4カービンベースのGAU-5/Aを採用しているのと比較すると緊急時の自衛用とはいえど火力は心持たない。

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承認されれば全ての戦闘機パイロットに配備

新しいの銃の配備はセルゲイ・ショイグ国防省長官の命令の一環として計画されている。今年の初めにはロシアの銃火器メーカーが4社が参加し、戦闘機と戦闘爆撃機の数十人の乗組員も交えたテストが行われ、PPK-20サブマシンガンとPLCピストルの組み合わせは最高のスコアを叩き出した。正式採用にはロシア航空宇宙部隊の指揮官の承認が必要だが、それが下りればPPK-20とPLCは、すべてのロシアの戦闘機のサバイバルキットに含まれることになる。

PPK-20は、PP19-Vityazを近代化した9x19mmパラベラム弾仕様のサブマシンガン。重量は2.9kg、30ラウンドのマガジンを採用し、新しい低反動の発射装置と折畳み式ストックが装備されている。
PLCはレベデフ・ピストルシリーズのコンパクト版9x19mmストライカー式拳銃。全長は180mm、16発のマガジンを使用している。

関連記事:カラシニコフが新しいサブマシンガンPPK-20のテストが完了したこと発表

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Source
https://ria.ru/20210519/komplekt-1732884941.html?utm_source=yxnews&utm_medium=mobile

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