16発の爆薬を一斉放出する中国軍の無人障害物破壊艇は離島攻略用兵器?

Photo by CCTV

無人航空機やドローンに無人車両、無人船、これらの分野で中国は世界の最先端をいっています。それは軍事分野においても同様で、軍用ドローンから無人戦闘車両、無人弾薬運搬車、無人イージス艦、更に前線に暖かいご飯を届ける野外炊事車まで無人化されています。そんな、中国人民解放軍に新しい無人兵器が登場ししまた。浜辺の障害物を一掃する無人障害物破壊艇です。

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爆雷で障害物を破壊

福建省と広東省の複数の海域で先日行われた中国軍の海上上陸作戦演習に変わった無人艇が登場しました。沖合の船から進水した無人の小型艇は遠隔操作で海岸近くに進むと搭載された発射管から爆雷のような筒状の爆薬を一斉に四方八方に放出します。その数は16発。着弾すると水しぶきを上げ、爆発します。

この船の正式な名前は分かりませんが中国では”无人破障艇”と呼ばれており、日本語にすると”無人障害物破壊艇”です。その名の通り、障害物の破壊を目的にした無人艇になります。

軍事作戦で敵領土の浜辺に上陸する際、敵は海岸線には防御陣地を築き、鉄条網や機雷や地雷によって部隊の上陸を防ごうとします。障害物を排除しなければ上陸は難しくなり、排除しようにも、敵はその隙をついて攻撃してきます。上陸作戦はスピードが命です。素早く障害物を取り除き、海岸線に進入路と陣地を確保することが鍵です。この無人艇は上陸部隊より先行して単独、または複数で海岸線に突入し、爆雷を撒き散らし、防御陣地を無効化することが目的とされます。その用途からおそらく再利用不可能な特攻艇かと思われます。しかし、無人なため人的被害はありません。

この兵器の実力はまだ不透明ですが、その用途から離島へ侵攻するための兵器であるのは間違いないでしょう。

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