勝利数・撃墜数が最も多い戦闘機TOP5

勝利数・撃墜数が最も多い戦闘機TOP5

対空兵器、誘導ミサイルの発展により、近年は戦闘機同士の空中戦(ドッグファイト)が起きるのは稀です。地上攻撃に関しても長距離レンジのミサイル攻撃が主流になり、戦闘機が撃墜される数も少なくなっています。では、第二次大戦以降、最も戦闘機・航空機を撃墜しているのはどの戦闘機なのでしょう。撃墜数ランキングTOP5の戦闘機を紹介します。

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5位 F-16 ファイティング・ファルコン

アメリカのジェネラル・ダイナミクス社が開発した第4世代戦闘機。1978年から運用が始まり、延べ4,500機以上が製造され、20カ国以上が採用。近代化改修が行われ、現在も主力戦闘機として活躍しています。主な戦果はイラク、アフガニスタン、イスラエルといった中東での紛争です。空中戦で撃墜されたのは一機のみで、1996年にトルコ空軍のF-16Dがギリシャ軍のミラージュ2000によって撃墜されています。

撃墜数:76機
撃墜された数:1機
地上から攻撃によって撃墜された数:5機

タミヤ 1/48 傑作機シリーズ No.98 アメリカ空軍 ロッキード マーチン F-16CJ ブロック50 ファイティング ファルコン プラモデル 61098

4位 F-15 イーグル

アメリカのマクドネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発した第4世代戦闘機。1976年から運用が始まり、延べ1,000機以上が製造され、航空自衛隊もF-15Jという名で採用。近代化改修され現在も主力戦闘機として活躍しています。F-15はこれまで100機以上を空中戦で撃墜しながら、空中戦、対空攻撃によって一機も撃墜されていないことで有名です。2018年のイエメン内戦でフーシ派の反乱軍がサウジアラビア軍のF-15を対空兵器で撃墜したというビデオを公開しましたが、サウジ軍は認めていません。撃墜されたことがないF-15ですが、これまで事故によって130機を失っているのは皮肉な話です。

撃墜数:104機
撃墜された数:0機
地上から攻撃によって撃墜された数:0機

タミヤ 1/48 傑作機シリーズ No.29 アメリカ空軍 マクダネル ダグラス F-15C イーグル プラモデル 61029

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3位 F-14 トムキャット

アメリカのグラマン社が開発した艦上戦闘機で映画『トップガン 』でトム・クルーズが搭乗したことでも有名です。1974年から運用が始まりますが、艦載機、高額ということもあり、採用したのは米海軍と当時、友好国であったイランの二カ国のみで700機ほどしか製造されていません。米海軍からは2006年に退役しています。古くはベトナム戦争から参戦しており、2003年のイラク戦争まで活躍しました。135機の撃墜記録がありますが、その内、約30機はイラン空軍によるものです。

撃墜数:135機
撃墜された数:4機
地上から攻撃によって撃墜された数:4機

タミヤ 1/48 傑作機シリーズ No.114 グラマン F-14A トムキャット プラモデル 61114

2位 Mig21

ソ連のミグ設計局が開発した第3世代戦闘機。1959年から1985年にかけて延べ1万機以上も製造され、東側諸国、アフリカの多くの国で主力戦闘機として活躍。1950年代のベトナム戦争から本格的に運用され、一部の国では未だ現役として活躍しており、2020年9月のアルメニア軍とアゼルバイジャン軍の戦闘でも使用されいます。数が多ければそれだけ、撃墜数も多いのですが、長年使用されていることもあり、性能差により撃墜されることも多く、撃墜数の倍、撃墜されています。

撃墜数:240機
撃墜された数:501機
地上から攻撃によって撃墜された数:不明

ドイツレベル 1/48 ソビエト空軍 ミグ MiG-21 SMT プラモデル 03915

1位 F4 ファントム

アメリカのマクドネル・エアクラフト社によって開発された艦上戦闘機・戦闘爆撃・偵察機。1960年から運用が開始され、1958年から1981年にかけて延べ5,000機以上が製造されます。米軍では1996年に退役しましたが、航空自衛隊では2020年まで運用されています。戦果の大半はベトナム戦争時のもので、150機のMig戦闘機を撃墜し、42機を失っています。しかし、撃墜数以上に地上からの攻撃によって撃墜された数が目立ます。多くがベトナム戦争時の対空砲火によるもの300機以上を失っています。

撃墜数:306機
撃墜された数:106機
地上から攻撃によって撃墜された数:545機

タミヤ 1/32 エアークラフトシリーズ No.05 アメリカ空軍 マクダネル F-4C/D ファントムII プラモデル 60305

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