米陸軍はライフル用のスタビライザー(安定装置)をテストしています

米陸軍はライフル用のスタビライザー(安定装置)をテストしています
Matthew Angle, ACE designer

米陸軍は現在、小型火器を安定化させるための装置”スタビライザー(安定化装置)”のテストを行っているとTask&Purposeが報じました。この装置は”AimControl Enhancer(ACE)”と呼ばれ、米軍が以前、開発を行い、コスト増と複雑なシステムから2019年にプロジェクトを中断したアイアンマンスーツ「TALOS」で開発された技術の一つです。現在、米陸軍が進めている次世代分隊支援火器(NGSW)の取り組みの一環として行われています。

sponser

銃口の手振れを無くす

via GIPHY

ACEデバイスは、ライフルなどの小火器の銃口を制御する際、射手の体の振れ、ハンドガードを持つ腕の不要な振動を補正するように設計されています。戦車の砲安定装置やカメラの手振れを防ぐスタビライザー、ステディカムのいわばライフル版で同じ原理で動作します。

ACEデバイスは、小銃のハンドガード下部にあるピカティニーレールシステムに取り付けられます。射手は、ライフルのフォアグリップを持つように、デバイスを握ります。ACEはボタンを押すだけで起動し、射手が標的、または方向を捉えると射手の体のわずかな動き、手振れによって銃口がぶれないように垂直方向と水平方向に補正、保持するように設計されています。

効果的な射撃を行うための技術の1つが安定した銃口の保持です。これが、出来れなければ、標的を捉えるのは困難です。米軍の訓練教官は、銃口のぐらつきを最小限に抑えるために呼吸制御などの技術を教えていますが、会得するには何年もの練習が必要になる場合があります。ACEは、小型のジャイロスコープと慣性センサー、マイクロコンピューターを使用してライフルの動きを監視し、ACEが銃と射手の間の動きの緩衝材となって銃口の動きを最小限に減らし、兵士の練度に左右されない銃口の安定化と正確な射撃を提供します。

ACEの現在のバージョンの重量は255グラム未満で、2つのCR123バッテリーで5時間稼働できます。小売価格は約1,000ドルです。

米軍の次期分隊火器NGSW。あなたならどれを選ぶ?

sponser
sponser
米陸軍はライフル用のスタビライザー(安定装置)をテストしています
フォローして最新情報をチェックしよう!