米陸軍は二つの新世代の軽戦車(MPF)の候補を発表 

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米陸軍は二つの新世代の軽戦車(MPF)の候補を発表 
Photo by Hon. Ryan D. McCarthy

アメリカ陸軍は2018年12月から開発を行っていた歩兵旅団戦闘団(Infantry Brigade Combat Team:IBCT)用の機動防護火力「Mobile Protected Firepower(MPF)」計画の新しい軽戦車の候補を先週、発表した。  

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2つの候補

2018年12月の開発契約ではBAE Systems(BAE)とGeneral Dynamics Land Corporation(GDLS)の二社と契約を行っており、それぞれ最大3億7,600万ドルの資金を受け取り、MPF軽戦車のプロトタイプを12台生産すると発表していた。BAE社のプロトタイプは、すでによく知られているM8 AGS軽戦車の改良版になり、GDLSの軽戦車はGriffin II(グリフィン2)として2019年にコンセプトを発表していた。

BAE

米陸軍は二つの新世代の軽戦車(MPF)の候補を発表 

BAEの軽戦車の主砲はM35 105mmのスムースボアガンで、自動装填装置によって毎分12発の発射速度を誇る。搭乗員は装填手が削減され、運転手、砲手、戦車長の3人になる。ハッチには12.7mm重機関銃が搭載されている。メンテナンスプロセスが簡素化され、重機に頼らずにエンジンとギアボックスを分解できる。車体デザインは、エンジンを車の前に配置し、砲塔は車体の後ろにあるため、一見、自走砲のように見える。
この戦車はBAEがM551シェリダン軽戦車の後継として1996年に設計されたM8 AGSをベースにしている。M8は残念ながら軍事予算の削減の煽りを受けて、実用にはいたならかったが、その優れた設計は今回の開発に活かされており、研究開発を短縮させた。 

GDLS Griffin II(グリフィン2)

グリフィン2もエンジンと操縦席が前面にあり、砲塔が車体の後ろにあるデザインになる。砲塔部分はM1A2エイブラムスSEPV3戦車をベースにした105mm砲1門にCITV (車長用独立熱線映像装置)を備えている。ハッチ部分には12.7mm重機関銃が1基搭載されている。搭乗員は運転手、砲手、戦車長、そして装填手の4人になる。

2台とも重量は30トンを超えるが、軽戦車扱いでC-17 Globemaster III軍用輸送機にて輸送できる想定になる。
2025年までに500輌の購入を計画している。 

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https://www.armyrecognition.com/april_2020_news_defense_global_security_army_industry/light_tank_project_of_bae_systems_for_mobile_protected_firepower_mpf_program_of_us_army.htmlhttps://www.armyrecognition.com/april_2020_news_defense_global_security_army_industry/general_dynamics_unveils_light_tank_for_us_army_mpf_mobile_protected_firepower_program.html

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