最強の軍隊と最弱の軍隊とは?第二次大戦のジョーク

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最強の軍隊と最弱の軍隊とは?第二次大戦のジョーク

世界最強の軍隊は?と聞かれた時、ある人はこう答えました。
「米軍の将軍、ドイツ軍の将校、日本軍の兵の軍隊だな」

じゃあ、世界最弱の軍隊は?
「日本軍の将軍、ソ連軍の将校、イタリア軍の兵の軍隊だな」

これは第二次世界大戦を風刺したジョークです。あなたはこのジョークの意味がわかりますか?

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最強の軍隊

米軍の将軍

将軍とは元帥や大将などとも呼ばれる軍の最高位です。重要な戦略の立案、意思決定、命令を下す軍の中で最も重要な人物であり、軍全体の命運を握っています。米軍の将軍は決断力があり、リーダーシップ、カリスマ性に優れているといわれます。人命を尊重し部下を思いやり、士気を上げるのが上手いとされ、兵士からも尊敬されます。第二次大戦では多くの戦場で勝利をもたらし連合国を勝利に導きました。

ドイツ軍の将校

将校とは主に少尉以上で大佐までの階級の兵士をさしており、大隊、中隊、小隊など数百、数十人のグループを管理する中管理職のような立場の兵です。彼らは軍の上層部の命令に従って、兵を管理、指導しなければなりません。その点、規律を重んじ、効率を考えるドイツ人の将校は、現場で隊をしっかり管理し、敗れはしましたが無用な被害を出さず、隊を正しい方向に導きました。

日本軍の兵

当時の日本軍の兵士は上官に忠実であり、不平不満を言わず、ひとたび戦場に出れば死を恐れず、引くことも知らず、勇猛果敢に戦います。全体主義的な負の一面もありますが、指揮する将軍、将校からみればこれほどよい兵士はいません。優れた指揮官のもとであれば最強の兵士になります。

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最弱の軍隊

日本軍の将軍

太平洋戦争時の日本軍の将軍は精神論を重んじ、戦略や最新技術、兵站を軽んじました。人命も軽んじ、兵には特攻など無謀な作戦を命じます。忠実な日本兵だからこそ、戦術としてまかり通ってしまいましたが他の国であれば早々に軍は崩壊していてもおかしくなかったでしょう。
日本軍の将軍以外にも中国軍の将軍を推す声もあります。劣勢になれば兵を置いて我先に逃げる、金や己の利益で寝返ることがあったからです。

ソ連軍の将校

ソ連軍将校は当時、スターリンの大粛清により有能な者は全て粛清され、残ったの者は無能な者ばかりでした。兵に撤退や降伏は許さず、撤退する者は容赦なく射殺します。第二次大戦で最も死者数が多かったのはソ連軍ですが、仲間内に殺された者多くいます。

イタリア軍の兵

当時のイタリア軍は弱かったことで有名です。連戦連敗で早々に降伏して、同盟国のドイツ軍に占領されてしまいます。兵器の近代化が遅れていたこと、日本やドイツと比べて戦う大義も薄く士気が低いことも要因です。

この敵対した5か国の将軍、将校、兵が集まれば最強の軍隊、最弱の軍隊ができるという第二次大戦を皮肉ったジョークでした。

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