戦闘シーンが激しいおすすめの戦争映画ランキング10選

ブラックホークダウン

戦争映画のだいご味と言えばやはり、迫力満点の戦闘シーンになる。正直戦闘シーンがあるだけで、ストーリーが多少薄くても楽しめたりする。もちろん伴っていた方がより楽しめる。パッケージや予告編を見て戦闘シーンを期待して見てみたら全然ダメな時のガッカリ感といったら言うまでもない。それでもストーリーが良ければいいのだがストーリーも伴わない場合は「2時間を返せ」と怒りたくもなる。今回は戦闘シーンが豊富で迫力満点、ストーリー的にもハズレのない戦争映画10作品を紹介する。

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ズールー戦争(Zulu)‐1964

1879年に大英帝国と南アフリカのズールー王国との間で戦われたズールー戦争のロルクズ・ドリフトの戦いを描いた戦争映画になる。古い映画にはなるが、特撮技術やCGなども無い時代の戦闘シーンはある意味非常にリアルだ。大英帝国軍僅か1700人に2万のズールー軍が押し寄せる光景は正に圧巻で、規律ある戦術で迎え撃つ英軍が数で圧倒的に勝るズールー軍に徐々に迫られていく様子はみていて手に汗握る。

ズール戦争 (字幕版)

グローリー(Glory)‐1989

アメリカ南北戦争において実在した黒人部隊を描いた戦争映画。若き日のデンゼル・ワシントンがアカデミー助演男優賞を受賞。モーガン・フリーマンも出演しており戦争映画史に残る名作になる。奴隷解放と差別に立ち向かう黒人兵士とそれを指揮する白人将校の葛藤や友情も見どころの作品。映画後半で描かれる戦闘シーンでは、数千人の守備隊に大砲を何十門も備えた難攻不落のワグナー要塞へ決死の突入する彼らに心を揺さぶられる。

グローリー (字幕版)

プライベート・ライアン(Saving Private Ryan)‐1998

スピルバーグとトム・ハンクスという最強タッグで組んだ第二次世界大戦のノルマンディー上陸からライアン一等兵の救出までを描いた戦争映画。特に映画開始最初の20分で描かれるノルマンディー上陸の様子は「映画史に残る20分」と言われており、その迫力、臨場感は圧巻だ。最初でいきなり心つかまれる作品になり、アカデミー賞5部門を受賞している。その後の戦闘シーン、ストーリーも見事で戦争映画史に残る映画だ。

プライベート・ライアン (字幕版)

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シン・レッドライン(The Thin Red Line)‐1999

太平洋戦争のガダルカナル島での戦いを描いた戦争映画。アメリカでの公開年は『プライベート・ライアン』と一緒になり、ショーン・ペン、ジョン・トラボルタいった超豪華俳優陣も出演し、当時の戦争映画を二分する作品になる。きれいな映像と音楽が特徴的な作品だが、戦闘シーンはそれと相反した過酷で熾烈な戦場を表現している。ガダルカナルの丘陵を攻略するシーンでは兵士それぞれの恐怖感や葛藤を見事に描いている。もっと有名でもいいはずの作品だが知名度は低い。

シン・レッド・ライン

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ブラックホーク・ダウン(Black Hawk Down)‐2001

1993年、民族紛争が続くソマリアに派兵された米軍が内戦終結のために敵将の副官を捉えるために起こした作戦行動の最中、民兵の攻撃を受け2機のブラックホークヘリが墜落するという実際に起きた「モガディシュの戦闘」を描いた戦争映画。アカデミー賞で録音賞、編集賞を取っており、劇中で終始描かれる戦闘シーンに、墜落したブラックホークダウンに民兵が迫る様子など手に汗握る見事な描写になっている。戦争映画ファンの間でも非常に評価は高い作品になる。

ブラックホーク・ダウン (字幕版)

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ワンス・アンド・フォーエバー(We Were Soldiers)‐2002

メル・ギブソンが主演のベトナム戦争を描いた戦争映画。実際にあった「イア・ドラン渓谷の戦い」を描いている。米陸軍第7騎兵連隊第1大隊が南ベトナムの中央高地の渓谷に降り立つと四方から北ベトナム軍の強襲を受けることになる。倒しても倒しても押し寄せるベトナム軍を前に各隊の前線は突破され、戦場は混乱を極める。中佐は隊の壊滅を何とか防ぐために「ブロークン・アロー」を司令部に要請する。当時の米軍の劣勢が垣間見える作品になる。

ワンス・アンド・フォーエバー (字幕版)

ブラザーフッド(Brotherhood)‐2004

1948年に始まった朝鮮戦争を描いた韓国の戦争映画。弟を思う兄が強制的に徴兵された弟を守るために戦争に参加。しかし、兵士として覚醒しまった兄と戦争を嫌う弟との間で確執が起きるという作品。序盤から終盤まで濃い戦闘シーンが続いており、朝鮮戦争の過酷な戦場を迫力と共に見事に描いている。韓国はほとんどの役者が兵役を経ており、戦闘シーンにおける役者の演技力は非常に高い。

ブラザーフッド (字幕版)

男たちの大和‐2005

ここで日本映画も上げておきたい。太平洋戦争の世界最強戦艦「大和」を描いた戦争映画。大和が沈んだ1945年の菊水作戦における乗組員の生き様を描いており、家族や友情など涙無くしては見られない。これまで紹介した作品は地上戦がメインになるが、こちらは海戦がメインになる。撮影では原寸大の大和のセットを制作しており、迫りくる敵機に機銃応戦する海上戦闘シーンにおける描写はとてもリアルになっており、日本の戦争映画史に残る作品になる。

男たちの大和/YAMATO

ローン・サバイバー (Lone Survivor) ‐2013

アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズによるアフガニスタンにおけるタリバン指導者暗殺作戦中に起きた悲劇レッド・ウィング作戦を描いた戦争映画。4人の偵察部隊は標的を捉えるために敵陣深く潜入するが途中で現地人に見つかり、100人のタリバン兵に追われことになる。無線も救援も無い中、応戦しながら逃げるも、また一人また一人と仲間を失っていく。窮地の中、戦うシールズたちの戦闘シーンが見どころ。

ローン・サバイバー(字幕版)

13時間 ベンガジの秘密の兵士( 13 Hours: The Secret Soldiers of Benghazi )‐2016

2012年にリビアはベンガジで実際に起きたアメリカ在外公館襲撃事件を描いた映画。当時、ベンガジにはCIAの秘密拠点があり、そこでは民間軍事会社GRSのスタッフが拠点を守っていた。その時、アメリカ領事館が民兵に襲撃される事件がおきる。大使救出のために領事館に向かうも大使を発見できず、CIAの秘密拠点も敵にばれてしまう。四方から迫りくる民兵たちにGRSスタッフを中心に応戦する戦闘シーンは手に汗握る。

13時間ベンガジの秘密の兵士 (字幕版)

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