F-35B戦闘機について知っておくべきこと7つのこと

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©2020 Lockheed Martin Corporation

航空自衛隊が42機の導入を決定しているロッキード・マーティン社の短距離離陸・垂直着陸(STOVL)戦闘機F-35B。優れたステルス技術、高度なセンサー、超音速飛行、大容量のウェポンベイに優れた射程を備えたF-35は、世界最高の戦闘機の一つであり、F-35BはSTOVLとしては世界最高の機体だ。自衛隊では空母化を予定している”いずも型護衛艦”の「いづも」と「かが」の艦載機としての運用が予定されている。

このF-35Bについて、開発もとのロッキード・マーティン社が公式サイトにて「F-35Bについて知っておくべきこと」として7つの事項を紹介している。

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1.垂直離着陸できる

STOVL機能を兼ね備えた機体によって、強襲揚陸、護衛艦クラスの短い甲板上でも着陸が可能。発進時は垂直離陸はできないが、他の機体とくらべて短距離の滑走路で離陸ができる。十分な滑走路を距離を保持できない場所でも運用が可能で局地戦闘機としても利用できる。

2.ステルス機能

F-35は凹凸のない滑らかな形状に特殊コーティングされたボディ、内蔵されたセンサー、武器を機体内に全て納めるウェポンベイ、最先端の製造プロセスなどにより、F-35独自の超低観測ステルス性能を実現している。これにより、敵レーダーの検知を回避し、敵に見つかることなく任務を遂行でき、致死率、生存率を上げている。

3.高性能センサー

F-35は世界で最も優れたセンターシステムを搭載している。アビオニクスシステムのAN / APG-81は1000個の送信モジュールを持ち150㎞先まで探知可能。対地レーダーのEOTSは赤外線、光学線センサーを用いて地上を高解像度でマッピングする。カスタム設計のAN / ASQ- 239バラクーダ電子戦システムはヘッドディスプレイシステムを使って360°の状況を認識することができる。パイロットは戦場のすべてを認識することができる。

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4.豊富な武器搭載能力

ウェポンベイには対空ミサイル、対地ミサイルから対艦ミサイル、巡航ミサイルと多種多様な武装を搭載できる。また、ステルス機能を犠牲にするが、ビーストモードと呼ばれる機外にも武装を搭載すれば搭載能力は更にあがり、最大6,800kgの搭載能力を誇る。

5.超音速

.F-35Bは、超音速まで加速できる世界で唯一のステルス型のSTOVL。ウェポンベイの武器が満載されていても、マッハ1.6の速度に到達できる。これにより、一撃離脱も可能だ。

6.マルチロール機

F-35は優れた戦闘機だが、優れたセンサーとステルス能力を使った諜報、監視、偵察の用途としても十分に能力を発揮する。情報は全てデータリンクされ本部、地上部隊にリアルタイムで送信される。対地攻撃用の武装に換装すれば攻撃機、爆撃機としての役目も果たす。

7.世界の英知が集まった機体

開発を行ったのはロッキードマーティンだけではない。ノースロップグラマン、BAEシステムズ、プラット&ホイットニーなど世界の名だたる軍需企業がF-35の開発製造チームを率いている。F-35B STOVLの機能は、イギリスのロールスロイス社が特許を取得したシャフト駆動のLiftFan®推進システムの90度旋回できるエンジンによって可能になった。なお、F-35は輸出を前提としていたため、武器輸出を禁じている日本は開発には加われなかった。

タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.91 アメリカ海兵隊 ロッキード マーチン F-35B ライトニングII プラモデル 60791

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https://www.f35.com/in-depth/detail/everything-you-need-to-know-about-the-f-35b

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