空軍特殊部隊がイタリア軍としては初めてイスラエル製銃を採用

IWI

イタリア国防省は、イタリア空軍の特殊作戦部隊が、イスラエルの銃器メーカーIWI製の”Arad”アサルトライフルと”Negev7”軽機関銃を受け取ることを発表しました。イタリア軍としては初のイスラエル製銃器の採用になります。

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Arad(IWI)

配備するのは空軍の第1特殊作戦航空旅団の一部である第17強襲航空団(17 Stormo Incursori)で、特殊部隊の中でも最上位のTier 1に分類される精鋭部隊です。配備されるAradライフルは7.62×35mm口径の.300ブラックアウト仕様で、この口径はNATO標準の5.56mmと同じ装弾数を維持しながら、それよりも高い威力を有し、最近、特殊部隊の間で採用が増えています。且つ、ボルトやチャンバーは5.56mmと同じでバレルさえ変えれば5.56mm弾にも対応でき、状況対応の幅が広がります。Aradは数秒でバレルが交換できるよう設計されています。第17強襲航空団のアサルトライフルは5.56mmのM4、SCAR-L、HK416、G35、ステアーAUG、そして、自国メーカーのベレッタ SCP 70/90。7.62mmではSCAR-Hを採用していますが、.300ブラックアウトは初となります。

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Negevは世界的に評価の高い軽機関銃でNegev7はその7.62mmモデルになります。第17強襲航空団の装備概要を見る限り、軽機関銃が見当たらなかったため、火力アップのため新たにラインナップに加わったものと思われます。2022 年から2023年にかけてAradは800挺を調達予定で、Negev7については明らかにされていません。

イタリアを代表する銃器メーカーというとBeretta(ベレッタ)社がありますが、ベレッタは.300ブラックアウト口径のライフル、軽機関銃を製造していません。

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Source

https://www.newsrael.com/posts/fzace7s83ae

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