アメリカのF-35とロシアのSu-35が急接近

アメリカのF-35とロシアのSu-35が急接近

ロシア政府の発表によれば、8月14日に中東シリアでアメリカのF-35戦闘機2機とロシア航空宇宙軍のSu-35戦闘機2機に危険なほど接近しました。

ロシアとトルコの共同政府企業でロシア空軍が駐留するラタキアのフメイミム空軍基地にあるロシア紛争当事者和解センター(CPVS)の副所長ワディム・クリット少将は8月15日、事件はシリア南部アル・タンフ地域で発生したと述べました。同氏によれば、当時ロシア空軍のSu-35戦闘機2機がシリア南国境沿いの予定ルートに沿って飛行していたところ、8月14日の12時35分から12時50分にかけて、高度約9,100mの空域で、米国主導の連合軍のF-35戦闘機2機がSu-35戦闘機に危険な接近をしました。ロシアのパイロットはレーダー追跡を検知したため防御システムを作動、また、衝突避けるため高度なプロ意識を示し、必要な措置を講じたと同氏は述べました。この空域では今年3月にもアメリカのF-16とSu-35が急接近する事案が起きていました。

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F-35とSu-35、どっちが強い

第5世代ステルス戦闘機のF-35と第4.5世代戦闘機と言われるSu-35とでは、第5世代であるF-35の方が性能は高いですが、急接近するほどの有視界戦、いわゆるドッグファイトとなると話は別です。F-35の強みはステルス機能とレーダー探知能力でスタンドオフ攻撃、相手のアウトレンジから攻撃する事を強みにしています。それに対し、Su-35の運動性は世界最高と言われており、これはアメリカのF-22を凌ぐと言われています。なので、ドッグファイトとなった場合、F-35が負ける可能性があり、アメリカ側からSu-35に近づいたというのは少し、疑問があります。この件について、米軍からは今のところ発表はありません。

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中東の空軍力を強化する米国

アメリカはシリアにISISの討伐とクルド人民兵組織を支援する目的で米軍を駐留させています。しかし、同国にはアサド政権を支援することを目的にロシア、ISISを相当する目的にイランと敵対する2カ国の軍が駐留。アメリカの駐留の理由は2カ国の支配がシリアに及ばないことを牽制する目的もあると言われており、いわばシリアは代理戦争の様相を呈しています。

中東を管轄するアメリカ中央軍はロシアとイランに対抗するため航空戦力を増強しており、7月中旬にはF-35戦闘機約12機を中東に配備すると発表しています。現在、アメリカ中央軍には4つの戦闘飛行隊があり、2つのF-16飛行隊、1つのA-10飛行隊、そしてF-35飛行隊です。この他、有志連合に参加するイギリスがキプロスにユーロファイタータイフーン、フランスがUEAにラファールの飛行隊を駐留させ、米軍ともにシリアのイスラム国拠点に空爆など航空作戦を実施しています。

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https://www.eurasiantimes.com/us-f-35-russian-su-35-fighters-clash-over-syria-moscow-says/

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