米空軍、極寒下で働く空軍兵の為に加熱グローブを開発

米空軍、極寒下で働く空軍兵の為に加熱グローブを開発

アメリカ空軍は8月14日、極寒の屋外での活動、作戦任務のための加熱グローブの開発を発表しました。

ノース・ダコタ州にあるマイノット空軍基地のAtomic Sparkと呼ばれるイノベーション部門は極寒の地域で活動するパイロットや整備兵のために指先を保護し、活動を維持するために手を温める加熱グローブを開発します。

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アメリカ北部に位置するノース・ダコタ州の冬の最低気温は氷点下50度に達することもあり、屋外で働く航空隊員は冬季の間、過酷な気象条件下にさらされながら作業を行っています。そのため手袋は冬の必須アイテムとなります。現在、多くの空軍兵が使用している標準支給の市販の手袋は、寒さから身を守ることはできますが、ミッションに必要な適切な操作性、快適さ、断熱性を持ち合わせておらず、任務を容易に遂行するために必要な器用さや動きを提供するものではありません。「冬場、指の感覚がなくなれば、武器システムやホイストを効果的に使用できません」 と第54ヘリコプター飛行隊の航空機関士のマシュー・ブラウン二等軍曹は語りました。その解決策として第54ヘリコプター飛行隊は、改善ソリューションを検討する作業グループである IGNITORともに、加熱グローブが必要であると考えます。

当初、部隊レベルでの採用を考えていましたが、同じような境遇下働く空軍兵のために開発が必要と判断し、空軍から予算をもらい、特注の加熱グローブの開発が始まっています。

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米軍は手袋(グローブ)なしで手を温めるデバイスを開発
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Source

Minot AFB develop prototype gloves for extreme cold temperatures > Air Force > Article Display

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