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2月8日、アフガニスタンに展開していたグリーンベレーのアルファ作戦分遣隊(ODA)が待ち伏せ攻撃を受け、複数の死傷者が出ました。
パキスタンと国境を接する東部ナンガルハール州で米軍特殊部隊とアフガニスタン軍が所属不明の部隊による待ち伏せ攻撃を受けた。この攻撃により、米軍兵士2人が死亡し、同行していたアフガニスタン軍の兵士6人も死亡した。米軍兵士の一人はグリーンベレー第7特殊部隊グループアルファ作戦分遣隊の隊員とされ、もう一人はその支援者になる。
米軍の発表によると攻撃をしたのは友軍と思しき軍服を着たアフガニスタン人になり、茂みから部隊に向けて機銃掃射を行った。これが友軍による誤射なのか、または敵対勢力なのか分かっていない。武装勢力による犯行声明は今のところ出ていない。
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グリーンベレーの役目は友軍支援
アフガニスタン国家治安部隊(ANSF)とアフガニスタンの諜報機関でありCIAに相当するアフガニスタン国家安全保障局(NDS)は、反乱軍の指導者を追って、ここ数ヶ月ナンガルハール州で非常に活発に活動していた。この活動に米軍も協力しており、グリーンベレーも派遣されていたようだ。
グリーンベレーは戦闘以外にも友好国の軍や組織に軍事訓練をする訓練部隊であることも知られている。そんな彼らのモットーは「抑圧からの解放」であり、対テロ戦争が始まった2001年から反タリバン勢力の北部同盟と協力関係を築き共に軍事作戦を展開したり、近代戦術の訓練などを行っている。これらは映画『ホース・ソルジャー』でも描かれている。
トランプ大統領はアフガニスタンから米軍を撤収したいと考えており、タリバンもそれを望んでいる。
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