ドラグノフ狙撃銃のアップデート版SVDMライフル

ドラグノフのアップデート版SVDMライフル
kalashnikov.media

ロシアの銃器メーカーKalashnikov Group(カラシニコフグループ)はソ連の伝説的な狙撃銃 Dragunov SVDのアップデートモデルのDragunov SVDM 7.62mm狙撃銃を同社ホームページ上で公開した。

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ドラグノフの現代アップデート版

ドラグノフ狙撃銃 とは

ドラグノフ狙撃銃(写真上)はソビエト連邦時代の1960年代に開発された当時では珍しいセミオート式のスナイパーライフルになる。細身のフォルムが特徴で軽量化や携行性を高めるためにストックはスケルトン形状の中央部に大きな穴が開いているのが特徴になる。同銃はAK-47と合わせ世界的ベストセラーになり、ソ連軍(ロシア軍)及び、東側諸国、アジア、中東、アフリカなど多くの国の軍に採用された。その後もストックを折りたたみ可能にして携行性を高めたSVDSなど、いくつかのバリアントが登場した。 現在でもウクライナ紛争、シリア内戦で使われている。

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SVDM

SVDMは登場して50年以上経つドラグノフ狙撃銃の最新版で現代版アップグレードモデルになる。それを示すようにSVDMの”M”はModernizirovannayaの略になり、「アップデート」という意味だ。

カラシニコフ社によると、SVDMは従来の7.62x54R弾を使用し、有効射程は800mになる。信頼性の高いガス作動方式に基づいており、クロムメッキのバレルとラウンドチャンバーを特徴としている。効果的なマズルブレイク/フラッシュサプレッサー付きのバレルは、スナイパーライフルとしての精度と発射バランスを高めている。ハンドガードとピストルグリップはポリマー製になり軽量化を実現。折りたたみ式のバットストックには、調節可能なバックパッドとチークパッドが付いている。

SVDMには上部レシーバーの全体に渡ってMIL-STD-1913ピカティニーレールが取り付けられており、光学機器および暗視照準器と互換性がある。装着するのは1000mまでの範囲調整機能を備えた付属の1P88x8スコープ。ライフルの銃身の下に追加でバイポッドを取り付けることもでき、安定した狙撃が可能になっている。既にロシア軍の一部で配備が進んでいる

全長 –  1155 mm
銃身 – 550 mm
弾丸 – 7.62x54R
装弾数 –  10発  
重量 –  5.3 kg

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https://en.kalashnikov.media/video/weapons/svdm-ttkh

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