欧米のビジネスの世界では肥満体系の者は出世できないといわれています。理由は自己管理ができない者が部下やプロジェクトを管理できないと理由で評価に影響するためです。イギリス軍では更に厳しく、肥満体系者は軍から追い出されてしまうようです。
THE SUNの報道によると2019年1月から2020年3月にかけてイギリス陸軍、海軍、空軍から少なくとも5人の隊員が体重20ストーン(127kg)以上あることを理由に軍から追い出されました。(ちなみに相撲力士の平均体重は166kgです。)
肥満体系で追い出された理由は「太っていては戦えない」という理由です。平均体系より大きければ装備が適合しなかったり、被弾面積が広い、いざという時に素早い対応が取れない、乗物に乗れない、負傷時に運搬できない、貴重な積載重量を奪ってしまうなど、自身だけでは無く部隊にも危険、影響が及ぶかもしれません。また兵士は健康と身体管理も職務の一つです。健康で身体ともに充実していなければ戦場でパフォーマンスが発揮できません。
英軍は肥満問題に苦しんでいます。8人の現役兵士が脂肪吸引を受ける必要があるとされ、更に18,000人が肥満体系とされています。これは英軍兵士の8人に一人が肥満体系という事を示しています。また、太り過ぎに関係はありませんが537人が二型糖尿病とされています。
アフガニスタンの英国陸軍の元司令官であり、現在は軍事専門家であるリチャード・ケンプ大佐は、「戦闘部隊に太った人々がいる場所はない」と述べています。「戦争では、肥満は自分自身を殺すだけでなく、仲間を殺すかもしれない。体重を維持することは、個々の兵士の責任であるだけでなく、指揮官の責任でもある。軍隊に深刻な肥満問題がある場合、それは部隊の指導力の失敗を意味する。軍隊に過体重の兵士が多数いる場合、それは部隊が非アクティブなユニットであることを示すだけだ。軍隊は過剰な脂肪を燃やし、戦闘効果を維持するのに十分な身体訓練を受けさせる必要がある。」と述べた。
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