ゲリラ撃ち(盲撃ち)はソ連が起源!?効果はあるの?

sponser
ゲリラ撃ち(盲撃ち)はソ連が起源。効果はあるの?
thedailybeast.com

サバゲーをやっている人なら知っているゲリラ撃ち。盲撃ちとも呼ばれるこの撃ち方は物陰から銃だけ出して撃ったり、首より上に掲げて撃つ撃ち方になる。「盲」とは”目が見えない”という事を意味するように対象をきちんと眼で捉えずに撃つため、そう呼ばれる。弾がどこに飛んでいくか分からず、戦場の状況を把握せずに撃つやり方は危険な為、サバゲーでは禁止されているところが多い。ところが実際の戦場では、よく使われる撃ち方だ。特にゲリラや民兵といったきちんとした戦闘訓練を行っていない者たちに多い撃ち方になる。理由は自分の体を晒さずに安全に撃てるからだ。もちろん、こんな撃ち方ではそうそう敵には当たらないが、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という理論だ。しかし、この撃ち方は実は戦術的な意味を持って生まれた撃ち方になる。

sponser

ソ連が生み出した撃ち方

ゲリラ撃ちを生み出したのはソビエト連邦軍といわれている。第二次大戦では最大の戦死者を出したソ連軍だが、戦後に犠牲者の死因の統計、分析を行った。その結果を見てみると銃火器に撃たれて死亡するよりも、迫撃砲や重火器、爆撃による死傷者の方が圧倒的に多かった。その結果に伴い、ソ連軍は重火器、戦車、航空機に重点を置き、銃はあくまでそれらを支援するサポート武器と考える。第二次大戦からは市街地戦が多くなった。障害物の多い市街地戦では体を隠す場所が多い。そのような場所で体を守り銃だけを出す撃ち方も推奨された。銃はあくまで敵をそこに留めるための武器であり、最終的な攻撃は重火器によって行われるからだ。くしくも戦後にはあのAK-47ライフルが生まれた時でもある。それまでのセミオート式のライフルとは違い、引き金さえ引いていれば、勝手に弾は出た。AK-47の世界的普及に伴い、それを愛用した中東やアフリカの軍も真似するようになり、それを見てゲリラや民兵も真似するようになった。

ゲリラ、民兵はただの弾の無駄遣い

ソ連軍には敵を足止めして重火器で攻撃するという戦術があった。しかし、ゲリラや民兵には重火器が無い。彼らは戦術を理解した上で使っているわけではない。なので、無駄弾が多い。ゲリラや民兵はもともと一般市民だ。正規兵のように十分な訓練を受けておらず、普通に撃ち合えば、撃ち負けるのは必須だ。特に中東やアフリカのゲリラやテロリストの多くは食べるために戦う者が多い。彼らは基本的には殺したくないし、殺されたくない。その中で命のリスクの少ない、この撃ち方をするのだ。

ゲリラ撃ちには効果が無い?

かといって全く効果が無いかというとそういう訳ではない。戦術的に使えば効果はある。中長距離で当てることは難しいが、壁一枚挟んだような近距離であれば当てることもできるだろう。静かな戦場で敵の有無や相手の反応を安全に見る上でも効果的な方法だ。スナイパーを探る方法でも使われたりする。

sponser
sponser
ゲリラ撃ち(盲撃ち)はソ連が起源。効果はあるの?
フォローして最新情報をチェックしよう!
>ミリタリー関連の総合メディア

ミリタリー関連の総合メディア

軍事関連や戦争といった歴史、サバゲーやゲームとアクティビティ、映画、アニメといたコンテンツのミリタリーよりのニュースを提供します。世界の迷彩