陸上自衛隊、Saabにカールグスタフ無反動砲300門を発注!2025年に納入予定

陸上自衛隊、Saabからカールグスタフ無反動砲300本購入

スウェーデンの軍需企業Saab社は19日、陸上自衛隊から300門以上のCarl-Gustaf(カール・グスタフ)無反動砲の注文を受けた事を発表した。

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カール・グスタフは人が持ち運べるマルチロール兵器システムであり、幅広い種類の弾薬を使用でき、高い戦術的柔軟性を提供、非常に軽量で多くの国で肩に乗せて発射する携行式兵器の主力としての地位を確立している。自衛隊では1979年から「84mm無反動砲」という名で採用している。

サーブの事業責任者であるゲルゲン・ヨハンソンは「今回の発注は、我々の多機能兵器システムCarl-Gustafが日本の自衛隊の高い水準を満たしていることをさらに証明するものであり、今後も自衛隊の能力を支援し強化していくことを期待する。」と述べた。納入は2025年に予定されている。

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カール・グスタフ無反動砲

US Army

カール・グスタフは1948年にまで遡る長い歴史を持ち、歩兵が戦車や装甲車、トーチカといった強固な標的を撃破できるようスウェーデン軍王立陸軍兵器局で開発され、現在はSaab社が開発製造を担っている。作用反作用の法則を利用して発射時の反動を軽減した無反動兵器で、現在では世界40か国以上で使用されるベストセラー兵器だ。

榴弾、対戦車榴弾、照明弾、発煙弾と4種類の弾種を発射することができ、射程は弾薬の種類に応じて300~1000mと異なる。セミアクティブ・レーザーシーカーを搭載した誘導弾GMMの場合は最大射程2,500mに達する。HEAT 751 対戦車榴弾は射程600mでRHA500mmの装甲を貫通でき、HE 441B 榴弾は射程1000mで800個の鉄球を内蔵。対人戦に効果を発揮する。

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歩兵部隊の負担を軽減するために、改良の度に全長は短く、重量は軽くなっている。初期のM2は全長1130mm、重量14.2kgだったが、最新のM4では990mm、重量に至ってはM2の半分以下の6.8kgになっており、軽量で、携帯性が高く、取り回しもよく、多様な地形での操作が容易。一人でも操作は可能だが、二人体制であれば装填作業が早くなり、1分間で最大6発発射できる。

陸上自衛隊は2012年からの5年間で計50門以上のカールグスタフM3を調達しているが、現在はM4が登場している。今回、陸自が注文したモデルがM3なのかM4なのかは明らかにされていない。M4はM3に比べ、軽量で、人間工学に優れた設計になっている。全長は短くなり、重量はM3から28%削減されている。これはAT4よりも軽く、ジャベリン(22kg)とは比較にならない。これにより兵士は俊敏性を保ち、状況に素早く対応できる。プログラム可能な照準システムにピカティニーレールが追加され、多様なオプション器機を装着することも可能になっている。

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Source

https://www.saab.com/newsroom/press-releases/2023/saab-receives-carl-gustaf-order-from-japan

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