オランダ、ウクライナに18機のF-16戦闘機の提供を発表

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オランダのマルク・ルッテ首相は22日金曜日、ウクライナに18機のF-16戦闘機を供給することを正式に発表した。

オランダ、ウクライナに18機のF-16戦闘機の提供を発表
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オランダとデンマークは今年8月、製造元の米国からの承認を得た上でウクライナにF-16戦闘機を提供することを表明していたが、具体的な機数については言及していなかった。今回、マルク・ルッテ首相は自身のX(旧Twitter)に「本日、ゼレンスキー大統領に、ウクライナへの納入に向けて最初の18機F-16戦闘機を準備するという我が国政府の決定について伝えました。 F-16の配備は、ウクライナへの軍事支援に関して締結された合意の最も重要な要素の1つである。輸出許可に加えて、人員やインフラストラクチャーの要件など、配送を行う前に他の多くの基準も満たさなければなりません。この決定は、進行中のロシアの侵略に対抗するために必要な支援をウクライナに提供するというオランダの変わらないコミットメントを裏付けるものである。」と投稿、具体的な機数について言及した。

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オランダは今年1月にドイツのラムシュタインで開催された米国主導のウクライナ防衛会議でウクライナが要求すれば16機の提供を検討すると表明していたが、それよりも2機多くなったことになる。オランダ空軍が運用状態にない余剰のF-16を18機保有していることは知られ、18機がウクライナに送られるとは言われていた。

11月13日には欧州のF-16の訓練拠点となる「F-16訓練センター(EFTC)」がルーマニアのフェテシュティ空軍基地に開設され、オランダはそこに訓練用として5機のF-16を派遣。そこではウクライナ人パイロットに向けた訓練が始まっている。この5機は訓練機として引き続きオランダの所有になるとされ、18機は別途ウクライナに提供されるものと思われる。

ただ、マルク・ルッテ首相はF-16の提供時期を明確にしていない。最終決定には議会の承認が必要であり、輸出許可のほかに、機体の試験、人員やインフラの要件など、納入する前に他の多くの基準も満たさなければならないという。更にパイロットのトレーニングには推定6~8か月かかるとされ、11月に訓練が始まったとすれば、実際に戦線に投入できるのは早くとも来年4月頃になる。

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