中国軍のH-20ステルス爆撃機は1.3万キロの航続距離を持ちハワイを往復できます

中国軍のH-20ステルス爆撃機は1.3万キロの航続距離を持ちハワイを往復できます

中国人民解放空軍の爆撃機は半世紀以上に渡ってH-6戦略爆撃機が使用されてきました。しかし、今、中国は新世代のステルス爆撃機”H-2”を開発しています。完成すれば、航続距離は中国本土からハワイ間を往復でき、片道であれば北米大陸まで達っし、その攻撃範囲は地球のほとんどをカバーすることになります。

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次世代戦略爆撃機

飛躍的に航空宇宙科学を発展させている中国空軍は第5世代戦闘機の分野でステルス戦闘機J-20(殲‐20)を開発するなど、この分野で先行していたアメリカ、ロシアに追いつきつつあります。爆撃機においても大国間では次世代戦略爆撃機の開発が進んでおり、アメリカがB-21(写真上)、ロシアはPAK-DA(写真下)と呼ばれるステルス爆撃機を開発中です。この二機に対抗すべく中国が開発しているのがH-2です。

ステルス爆撃機

H-2はB-21と同じブーメランのような形状のフライングウィングレイアウトを採用しています。この設計はステルス性能と耐荷重性に優れ、内部空間を広くとれ、燃料や爆弾の搭載量を増やすことができます。H-20の流線形のステルス形状はレーダー断面積(RCS)を縮小し、レーダーによる検出レベルを最小限に抑えます。これにより、敵の早期警戒網とレーダーを掻い潜り、標的に接近して打撃を与えます。

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太平洋を横断できる航続距離

人民解放軍空軍では、戦争が起きた場合、千島列島から日本、台湾、そしてフィリピンに至るまでを第一次防衛ラインと設定しており、中国本土からだいたい半径3,000kmの距離です。空軍はこの範囲で任務を遂行できるように設計されています。H-6の航続距離は6,000kmになり、往復できる距離です。H-20はその距離を遥かに凌駕する予定です。その航続距離は最大1.3万キロとされ、これは米太平洋艦隊の主要基地があるハワイ、グアムを往復できます。片道であれば米本土まで行くことが可能です。爆弾の最大積載量は45トンで、核弾頭や現在開発中の超音速弾道ミサイルも搭載できます。長距離弾道ミサイルを搭載すれば、その戦闘半径距離は5,000kmにもなり、往復を加味してもアメリカの東海岸を攻撃できることになります。燃料の最大搭載量は100トン、最大離陸重量180~200トンとされ、航続距離と戦闘半径は今のH-6Kの倍になり、攻撃能力は5倍です。現在公表されている能力から推測するに、B-21、PAK-DAと同等の能力があるとされています。

今年の5月には試験飛行をしているところを目撃されています。2016年に5年以内に就役させると発表しており、もし、開発が順調なのであれば、来年には就役することなります

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中国軍のH-20ステルス爆撃機は1.3万キロの航続距離を持ちハワイを往復できます
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