ウクライナ海軍の河川艦隊が上陸用舟艇「SHERP the SHUTTLE」を受領

2022-09-26
2022-09-26
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ウクライナ軍が上陸用舟艇「SHERP the SHUTTLE」を受領 — mod ukraine

ウクライナ海軍の河川艦隊はドニエプル川などの河川地帯で上陸作戦行動を行うためとして2隻の上陸用舟艇「SHERP the SHUTTLE」を受領しました。

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2隻の上陸用舟艇はウクライナ海軍の河川艦隊に引き渡されました。同艦隊は今年6月に小型艦艇19隻によって創設された新しい艦隊でウクライナの中央を流れるドニエプル川北部のキーウ近郊での活動を主とし、水路地帯の防衛が主な任務です。上陸用舟艇を受け取ったことで同艦隊は空挺部隊の兵士からなる新しい河川部隊を創設。統合軍のセルヒー・ナエフ中将に率いられ、早速、配備された船で河川沿いの拠点攻略するための上陸訓練を行う様子を公開しました。

上陸用舟艇を受け取ったことでウクライナ軍は河川沿岸部にまとまった部隊を速やかに上陸させることが可能になり、今後、攻略進むであろう、南部での作戦において、河川地帯からも部隊の上陸を可能にします。

1 SHERP the SHUTTLE
- 1.1 スペック

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SHERP the SHUTTLE

SHERP the SHUTTLEは全地形車両を開発製造するSHERP（シャープ）社によって製造されている船でもともとは地上からの運搬が厳しい河川地帯に同社の車両2台を搭載運搬するために開発されました。なので、もともとは軍用の上陸用舟艇ではなく民間用です。そのため、一切の武装はありませんでしたが、ウクライナ軍に提供する上で12.7mm M2重機関銃を追加装備しています。乗員できる兵員数のスペックは明らかになっていませんが、スペックと動画から推測するに小隊規模（30人）の兵員は輸送可能のように見えます。全地形車両2台が搭載できたことから、戦術軽車両であれば、最大2台は搭載可能かもしれません。