800人のロシア兵を死傷させ、100両以上の車両を破壊したウクライナ軍のドローンエース

800人のロシア兵を死傷させ、100両以上の車両を破壊したウクライナ軍のドローンエース
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ウクライナ軍第47機械化旅団の25歳のFPVドローンオペレーター”Tymofiy Orel(ティモフィー・オレル)”曹長は、ロシア軍との戦闘で類いまれなる戦果を上げた事でゼレンスキー大統領から「ゴールドスター勲章」と「ウクライナの英雄」の称号を授与された。

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2024年10月1日の”ウクライナ防衛者の日”に開催された式典で、ゼレンスキー大統領は「今日が偉大な日であり、明日を可能にし、ウクライナが存在する理由である人々の日である」と述べ、大統領は侵略者と戦う兵士や旅団に国家賞、軍旗、名誉称号を授与した。勲章が授与された10人の内の一人であるティモフィー・オレル曹長はFPVドローンのオペレーターになり、2024年1月から5月までの僅か5か月の間にロシア軍兵士434名を排除し、346名以上を負傷させ、更に戦車42両、MT-LB牽引装甲車10両、装甲兵員輸送車28両、歩兵戦闘車44両を含む計134両の戦闘装甲車両を破壊した。つまり連隊規模の戦力を一人で壊滅させた事に等しい戦果になり、まさにドローンエースと言ってもよい。ウクライナ軍は世界で初めて、独立した無人機軍隊を創設するなど、無人機戦術を戦場に多く取り入れており、火力ではロシア軍に圧倒的に劣る中、攻撃の質を上げる事でロシア軍に対抗している。

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ゼレンスキー大統領は「国家のための戦かった951日間。951日間、皆さんは戦場で歴史を刻んできました。ウクライナを犠牲にしないために、皆さんは自らを犠牲にしました。戦士として生まれた人も、戦士になった人も。私たちの自由が変わらないように人生を変えた人たち。信念は違っても、別の旗の下で生きることを拒否した人たち。ここは私の祖国、私のウクライナ、そして私はこれを守ると自分に言い聞かせ、他に選択肢はないと自分自身にいった人たち」とウクライナに1分でも平和をもたらそうとしている人々、そしてこれからもそうし続けている人々すべてに敬意を表すよう、国民に呼びかけた。

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