7.62mmライフル弾も防ぐ装甲外骨格ExoMが登場

7.62mmライフル弾も防ぐ装甲外骨格ExoMが登場

©Mehler Protection

ドイツ企業Mehler Protectionはカナダの生体力学技術会社Mawashi Science & Technologyおよびフランス国家憲兵隊治安介入部隊GIGNと協力して新しい装甲外骨格「ExoM」を開発しました。

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ExoMは人間工学と機動性に細心の注意を払って設計され、幅広いミッションで優れた防護性能を発揮することを目的とした、全身弾道防御を提供する装甲外骨格です。

柔軟性のあるスパイン、スライドするウエストベルト、股関節、膝関節、足首関節を備えており、全身を保護しながらオペレータに99%という驚異的な可動域を保証します。この技術革新により、オペレーターは複雑な地形、限られたスペースでの任務遂行が可能になり、戦術的な移動の境界を再定義することができます。

軽量なチタン構造は、最適な強度と重量比を保証し、俊敏性を損なうことなく身体の保護を強化します。「ExoM Up-Armored Exoskeleton」 の最先端技術に支えられ、オペレーターは迅速かつ自信を持って行動できます。

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ExoMは電力といった外部動力を必要としない特別に設計されたパッシブソリューションです。遠隔地での長期ミッションにおいて、重いバッテリーや長期充電装置を必要とせずに、電池残量を気にせず使用できるのは大きな利点をもたらします。超軽量で電子部品を必要としないため、ミッション全体にわたって継続的なサポートが可能です。外骨格は身体的負担を軽減し、怪我を防止、総荷重の70%を地面に分散させることで、オペレーターが任務に集中できるよう設計されています。

ExoMは高レベルの全身装甲を備えており、複数の防弾プレートを配置。プレートは欧州規格VPAM 8の高度な弾道防御を有し、これはAK-47ライフルなど使用される7.62×39mm弾を防ぎます。

ExoMは今後、フランス国家憲兵隊治安介入部隊GIGNの隊員によってフィールドテストが行われます。

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