テロリストの特殊部隊!タリバン赤の部隊「レッドグループ」

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特殊部隊とは特別に訓練、編成された部隊であり、戦闘力に優れたエリートが集まっている。隊員一人で小隊、中隊規模を相手できる戦闘力を持っているとされ、少数精鋭で敵陣に潜り込み特殊作戦などを行う。そんな特殊部隊は主に正規軍や警察内に創設されるものだが、中東のタリバンはテロリストグループでありながら、赤の部隊こと「レッド グループ」と呼ばれる特殊部隊を創設し、アフガニスタン軍や米軍・有志連合軍を悩ましている。

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赤いハチマキが象徴

レッドグループはその名の通り、赤い色を象徴とし、赤いハチマキをしているのが特徴で血の部隊こと”ブラッドユニット”とも呼ばれている。彼らは2016年ごろに存在が判明、隊員数は300名以上に上るとされている。特殊部隊という位置づけだけあって、他のテロリストグループと比べ、練度、戦闘力が高い。特に夜間戦闘に秀でているとされ、夜襲、一撃離脱の作戦を得意している。

装備

nytimes.com

テロリストでは珍しく隊員は迷彩服を着用している。迷彩服は中東の伝統衣装でありカミースの形式になっているもの見られる。足元はコンバットブーツではなく写真等を見る限りではバッシュのようなハイカットの白いシューズなどが見られた。
銃器には米軍のM4やM16ライフルを使っているようで、これは米軍やアフガニスタン軍(ア軍)から奪ったものとされている。他にもテロリストの間では一般的なAKシリーズや機関銃や迫撃砲を装備している。夜間戦闘を得意としている述べたが彼らは暗視装置も装備している。これも同様に奪ったり、ロシア製を購入しているとされている。また、ア軍内部の者が装備品を横領し不正にタリバンに売買していると噂もある。このようにして米軍に引けを取らない装備を用意しており、通常のア軍よりもよい装備を揃えている。

狙うのは自分より弱い敵

彼らの実力は一般のアフガニスタン兵よりも高いとされている。しかし、ア軍の特殊部隊よりは劣る。ア軍の特殊部隊は米軍特殊部隊から直接訓練を受けていることもあり、実力は欧米の特殊部隊に匹敵する。米軍や有志連合の英軍、独軍の一般歩兵と比べると実力は同等若しくは若干低いとされている。
そのため、レッドグループは自分よりも実力が上の部隊は相手にせず、自分たちよりも弱いとされるア軍の一般兵や現地警察に狙って襲撃を行っており、多くの兵士や警官、一般人が犠牲になっている。ロシア諜報機関の暗殺部隊29155がタリバンに対し米兵の殺害に報奨金を出したという疑惑の際は、レッドグループが動いたともされている。

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