イランの革命防衛隊の主力戦闘機Su-22が墜落

まだ現役だった!イランでSu-22戦闘機が墜落

16日土曜、イラン南部ファールス州でSu-22戦闘機が墜落した。

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イラン国営メディアによると、イスラム革命防衛隊(IRGC)所属のSu-22戦闘機が土曜日、イラン南部ファールス州で墜落した。ファールス州空港局長はこの事故を認め、墜落はカゼルンのパリシャン湖付近で発生したと述べた。

パイロットは射出座席システムを展開して墜落前に脱出し、無事だったものの同州の知事はインタビューで、パイロットが骨盤骨折を患い現在入院していることを認めた。

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Su-22

Su-22は1960年代にソ連で開発された超音速ジェット機Su-17の派生型として輸出用に生産されたモデル。可変翼機で、高度13,800m、速度マッハ2.17で飛行。30mm機関砲、5トンのペイロードを備え、戦闘爆撃機や前線偵察機として使用された。

イランのSu-22はイラン空軍の機体ではなく、国軍とは別のイスラム革命防衛隊航空宇宙軍の主力戦闘機になる。この機体はもともと、イラク軍が所有していたもので、1991年の湾岸戦争の際、サダム・フセインが米軍の攻撃で破壊されるのを恐れ、イランに移していたもので、25機を保有しているとされる。とはいえ、機体は古く、譲り受けた機体ということもあり、整備状態は良くないとされ、昨年8月には別のSu-22が技術的故障によりシラーズ空軍基地で墜落した。2017年11月にもファールス州サルベスタン郡で墜落し、この時はパイロットが死亡している。

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Source

https://www.iranintl.com/en/202312173696

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