イラン・イスラム革命防衛隊のドローンが米海軍空母を真上から撮影

イラン・イスラム革命防衛隊のドローンが米海軍空母を真上から撮影

イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、ホルムズ海峡を航行中のアメリカ海軍の空母をドローンを使って真上から撮影した映像を公開し、偵察に成功したことを公表しました。

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IRGCは水曜日に自軍の偵察及びドローンの能力を誇示すべく、ペルシャ湾を航行する米海軍艦隊をドローンで撮影、それを公開しました。公開された映像には空母の飛行甲板がはっきりと映っており、駐機しているF/A-18ホーネット戦闘機、着陸または離陸前と思しきSH-60シーホークヘリコプターにE2ホークアイ早期警戒機。整列しているような人影までも目にとれます。その次にはヘリポートを備えた補給船と思しき船も。映像を見る限りは米艦隊は上空を飛ぶドローンには気づいていないようです。

IRGCはこの動画と合わせて神風・自爆ドローンで装甲車を破壊する動画を公開しています。つまり、これはイランがドローンを使って米海軍の艦艇を攻撃することが可能ということを暗に示し、警告しています。また、米海軍の艦艇がドローンに対して非常に脆弱なことを物語っています。

IRGCがこのような動画を公開するのは初めてではありません。2019年4月にも同じくホルムズ海峡を航行する米海軍の空母を真上から撮影することに成功しています。

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