陸上自衛隊の特殊部隊「特殊作戦群」とは

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陸上自衛隊の特殊部隊「特殊作戦群」とは
出典:防衛省

特殊作戦群とは陸上自衛隊初の特殊部隊になる。略して「特戦軍」、又は”Special Forces Group”を指す「SFGp」とも呼ばれる。

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創設

戦後から90年代にかけて世界各国の軍ではテロ対策や高度な特殊作戦を遂行するための特殊部隊が整備された。日本国内では1998年にテロ対策と関連活動を扱う専門部隊を陸上自衛隊に設置することが提案され、極秘裏に第1空挺団内に仮の部隊が創設される。隊員は精鋭部隊である空挺団内から選ばれ、その後、隊員は世界最高峰の特殊部隊の米陸軍デルタフォースの訓練を受けるために米国に送られた。3年間の訓練を経て、複数の隊員は当時、世界で最も危険な場所といわれたイラクの派遣隊に参加している。そして、世界からだいぶ遅れること2004年3月に陸上自衛隊初の特殊部隊として「特殊作戦群」が設立される。拠点は第1空挺団の拠点と同じ千葉県船橋市の習志野駐屯地にある。

任務

国内を中心とした国際的なテロリズム対応が主な任務になる。直接行動、特殊作戦、偵察などを行う。

編成

陸上自衛隊の特殊部隊「特殊作戦群」とは
出典:防衛省

特殊作戦群は末尾に”群”とは付いているが、これは部隊の規模を表している。群は連隊より小さく、大隊より大きい単位である。連隊の規模が歩兵を主力とする普通科連隊で700名ほどになり、大隊で400名ほどなので、おそらく特戦群の部隊規模は500名前後の隊員数と推測される。

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直接行動を行う戦闘部隊の編成は訓練を受けたデルタフォースの構造に基づき、4つの小隊に分けられているといわれている。隊員になるには空挺資格の取得が必須だ。最初は空挺団から選抜されたが、現在、応募に関しては部隊の制約はない。

第1小隊

HALOジャンプといった高高度パラシュート降下を使って空中からの潜入、攻撃を得意とする部隊

第2小隊

スキューバダイビングなど海洋、水中での任務を得意する部隊

第3小隊

山岳地帯など険しい地形、高山地帯を得意とする部隊

第4小隊

都市部などの人口密集地、市街地での任務を得意とする部隊

この他、本部には総務、情報、計画、補給の4つの部門がある。

装備

基本的には陸上自衛隊の標準装備である89式5.56㎜自動小銃やM24 SWS狙撃銃、MINIMI軽機関銃などが配備されている。M4A1や特殊部隊用のFN SCARといったライフルなども防衛省は購入しているが、同部隊に配備されているかは不明だ。部隊としての性質上、今年2020年から採用される新型小銃の20式小銃とSFP9拳銃はもしかしたら優先して配備されるかもしれない。

秘密の多い部隊

特殊部隊は秘密が多いものだが、特殊作戦群はその中でも一際秘密が多く、極めて情報が少ない。デルタフォースも情報はトップシークレットといわれているが、歴史が長く実戦機会も多いため、情報が洩れる事も多く、退役軍人が体験談を語ることも多い。トランプ大統領でさえ、Twitterで呟いてしまうくらいだ。それと比べると特殊作戦群は歴史も浅く、その上、実戦経験も無いので、外に出てくる情報は極めて少ない。

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https://www.mod.go.jp/gsdf/crf/pa/organization/01.html

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