スポッターとは?スナイパーの相棒の意外と知らない、その役割・仕事

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現在の軍のスナイパー(狙撃手)は基本、スポッター(観測手)とツーマンセルで行動する。映画やドラマではスナイパーばかりにフォーカスされ、相棒のスポッターは影が薄い。そもそもスポッターの役割を皆さんはきちんと把握しているだろうか?スポッターの役割はただ標的を観測するだけではない。意外と知らないスポッターの役割・仕事について紹介する。

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スポッターの仕事

射撃観測

日本語で観測手を意味するスポッター。その名の通り、スナイパーの狙撃を手助けするための観測を行うことが仕事だ。スポッターはフィールドスコープ、レーザー距離計、風速計、またはそれが一体となった光学機器で標的を観測し、標的までの距離や角度、風、天候、その他懸念事項などあらゆる状況を観測する。軍用のレーザー距離計は最大25㎞まで距離を計測することが可能になり、移動体に対しては速度を計測することもできる。観測したデータを伝え、それらのデータをもとにスナイパーは狙撃行う。狙撃が終わると射撃結果を観測する。外れた場合は修正データをただちに計測する。スナイパーライフルに使われているような音速を超える弾丸は、空中を飛行する際に蒸気の跡を残す。スポッターはその蒸気の跡を見ることでショットの弾道を追跡することができる。

Nikon 単眼望遠鏡 フィールドスコープ チャコールグレー

偵察

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狙撃チームは狙撃以外にも特性を活かして偵察というミッションがある。偵察は数時間から時には数日間にも及ぶ。一人で行うには限界があり、偵察任務ではスナイパーとスポッターが交代で敵を偵察する。これにより、どちらかが休憩することができ、目の疲れを防ぎ、集中力を持続させ一日中途切れなく偵察することができる。スナイパー1人であれば数時間が限界だ。

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スナイパーの護衛

スナイパーは狙撃時、標的に対し全集中しており全くの無防備状態になる。視界外から敵に接近されたら気づかないかもしれない。かといって周囲に気を配ると狙撃に集中できない。また、スナイパーライフルの多くはボトルアクションで連射ができず、近接戦闘では非常に脆弱だ。そのようなスナイパーを守り安心して狙撃ができるようにするのもスポッターの重要な仕事だ。そのためスポッターはスナイパーライフルでは無く歩兵と同じM4などの自動小銃を装備している。これにより万が一、敵に接近されても応戦、撃退することが可能だ。特に狙撃チームは部隊から孤立した場所に展開するので直ぐに支援を受けらない事もある。また、スナイパーは敵に捕らえられると普通の兵士と違い酷い仕打ちを受ける事もあり、絶対に敵に捕まるわけにはいかない。観測しながらも常に周囲に気を配り、危機を察知すれば応戦または退避判断をする。

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射撃台

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狙撃を行う上でたまに適切なライフルの置き場所が無い場合がある。そのような時はスポッターの体を台代わりにしてライフルを置いて狙撃を行う。

射撃の勉強

スポッターもそれなりの狙撃の腕を持っているものの、まだスナイパー見習いのようなもので一流スナイパーの傍につきながら射撃を勉強している。

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