世界の主力小銃は新しい時代に

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自衛隊の新小銃「20式5.56㎜自動小銃」が先日、陸上自衛隊から正式に発表された。89式が配備されてか実に30年ぶりの新小銃になり、ようやく世界のスタンダードに追いついた形だ。今後、徐々に新小銃にリプレースいく自衛隊だが、海外の軍も新しい主力小銃の計画、リプレースを始めている。主な事例を紹介する。

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[adcode]出典:陸上自衛隊ここ数年検討に上がっていた自衛隊の新しい小銃「20式5.56mm小銃」が2019年12月に正式に採用が決定。翌年の5月には完成品がお披露目された。新小銃は2020年度から陸上自衛隊に随時配備[…]

自衛隊の新小銃は20式小銃5.56(HOWA5.56)、新拳銃はSFP9に決定!理由、価格は?
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アメリカ軍 NGSW

thefirearmblog.com

現在、米陸軍ではM4、M249をリプレースする次世代分隊火器”Next Generation Squad Weapon(NGSW)”の開発、選定を進めている。気づけばM4、M249は共に採用から既に四半世紀経過している。リプレースに合わせて口径も5.56mmから6.8mmに変更される。5.56×45㎜弾はNATO軍、自衛隊など同盟国の間で標準化された弾丸になるので基幹をなす米軍の6.8㎜の変更は同盟国にも影響を与えそうだ。現在、SIG SAUERTextronGeneral Dynamicsの3社がプロトタイプの開発を行っており、2022年に決定、2023年から配備される予定になっている。

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SIG SAUERとTextronの2社がM4とM249の後継モデルの情報を公開
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米陸軍の次世代分隊火器(NGSW)をGeneral Dynamicsが公開

ロシア軍 AK-12・AK-15

© 2020、Media-Systems LLC

長らくAK-74Mを使ってきた露軍だが、こちらも新しい小銃にリプレースされる。AK-47から続くAKシリーズはAK-74Mが4代目になる。第5代目となるのが、AKの伝統を継ぐ「AK-12」だ。2018年から先行して特殊部隊(スペツナズ)への配備が始まり、2020年から軍全体に徐々に配備が開始される。AK-12は5.45×39㎜弾、AK-15は7.62×39㎜弾仕様になる。

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AK-74の時代は終わり、AK-12、AK-15の時代に

中国人民解放軍 QBZ-191

現在の中国軍の主力小銃は1997年に採用されたブルパップ式のQBZ-95(95式自動歩槍)になるが、このブルパップ式を止め「QBZ-191」にリプレースさられる予定だ。2019年の軍事パレードで初お目見えしてからベールに包まれていたが、今年に入ってメディアに公開され、内容が明らかになった。

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[adcode]自衛隊は2020年から現在主力の89式自動小銃から新しい主力小銃「20式5.56㎜自動小銃」に徐々に切り替えられていくが、お隣、中国人民解放軍も新しい主力小銃の開発を進めているようだ。その様子が中国国営のC[…]

中国人民解放軍の次期主力小銃QBZ-191(191式自動歩槍)
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ドイツ連邦軍 HK433 or MK556

©Heckler&Koch GmbH

自国のヘッケラー&コッホ(H&K)社が開発したG36を主力小銃として採用しているが、致命的な不具合が見つかり、2015年から新規の調達を止めている。代わりの小銃の選定を進めており、HK社のHK433とHaenel Defense社のMK556の2つに絞られている。その中でも最有力はG36と親和性もある「HK433」とされている。

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[adcode]©Heckler&Koch GmbH ドイツ連邦軍は現在のG36に代わる新しい主力小銃を検討しており、ヘッケラー & コッホ(H&K)が2017年に設計したHK433はその最有力候補になる。[…]

HK433|ドイツ連邦軍の新しいアサルトライフル候補

インド軍 AK-203

© 2020、Media-Systems LLC

インド軍の主力小銃は古く、AK-47をベースに自国生産したINSASになる。インドは次期主力小銃として一度は開発が中止されたロシアのAK-200シリーズの7.62×39㎜仕様の「AK-203」の採用を決めた。AK-12をベースにした安価モデルとされ、AK-12と比べ重く、強度も弱いとされているが、古いINSASを大幅に超える性能があり、亜熱帯のインドの気候でも問題ないとされている。自国でライセンス生産を行い70万挺を製造する予定だ。なお、パキスタン軍と緊張状態が続くカシミール地方を担当する北部軍にはスペックの高いSIG SAUER社の7.62㎜ライフル「SIG716 G2 Patrol(写真下)」が2019年末より配備されている。

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